新エリアで起きたメニュー論争
フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを舞台に、10月半ば頃から起きていた「メニュー論争」。
2019年にオープンした新エリアであるスター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジのレストラン、ドッキング・ベイ7 フード・アンド・カーゴでは、オープン当初からメニューのフード名に『スター・ウォーズ』に関連する名前をつけていた。
しかし10月3週目に入ってから、同レストランを訪れた来園者のあいだで、「フライド・エンドリアン・ティップ-イップ」や「ブレイズド・シャク・ロースト」といった商品名が、「フライドチキン」や「ビーフ・ポット・ロースト」といった、『スター・ウォーズ』に関連しない“普通”の名前に変わってしまっているという情報が流れはじめ、フロントロウ編集部がチェックしたところ、レストランの公式ウェブサイト上でこの変更が確認された。
これを受けてSNS上では、「メニューが読みにくい客が一部いるからって、『スター・ウォーズ』にちなんだ名前を取り下げるなんておかしい」といった、悲しみの声が多く聞かれた。
ディズニーがファンの声に対応
そんな声が聞かれ始めてから約1週間、ドッキング・ベイ7で動きがあった。
21日月曜日の時点で、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの公式ページ内にあるドッキング・ベイ7のメニュー上で、『スター・ウォーズ』にちなんだフード名が復活。
メニューの名前のような細かなところまでこだわりを見せ、『スター・ウォーズ』の世界観が体験できるところがスター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジの魅力。ネットを中心としたファンの声は運営側にも届いていたようで、ディズニーワールドがスピード対応をしてみせた。(フロントロウ編集部)