
仕上がりを左右するメイクブラシ
シンガーのビヨンセをはじめ、モデルのナオミ・キャンベルなど多くのセレブに愛されるカリスマメイクアップアーティストのサー・ジョン・バーネット。
そのサー・ジョンによると、メイクの塗り方やテクニックはあっても、意外と見落とされがちなのが、「メイクブラシの持ち方」。実はメイクブラシの持ち方は、それ次第でメイクの仕上がりを左右する重要なファクターだという。メイクブラシの効果的な持ち方を紹介した。
その持ち方、実は間違っている?
米メディアRefinery29のインタビューに答えたサー・ジョンは、「多くの人が真ん中より上、毛先に近い部分を持っている」と指摘。この持ち方は、プロとしてあまりオススメしないという。

たしかに、毛先の近くを持つとブラシのコントロールはしやすいけれど、サー・ジョンいわく、この持ち方は、細かな動きが必要なアイメイクには良いけれど、広範囲に広げるファンデーションやチークだと上手にブレンドできず、その結果、仕上がりにムラが生まれてしまうという。
プロが教えるメイクブラシの持ち方
その解決策として、サー・ジョンが提言したのが、メイクブラシの真ん中より下を持つ持ち方。メイクブラシの端を持つと考えると、イメージしやすいそう。

サー・ジョンは、「メイクブラシは、なるべく筆先から離して持つ習慣をつけること。そうすることで余計な力が加わらず、軽いタッチでメイクが美しく仕上がる」とアドバイス。アイメイクでも、アイシャドウなど色を濃く入れたい時以外は、この持ち方にすることをオススメしている。
持ち方で仕上がりが変わる奥が深いメイクブラシ。プロの持ち方をマスターして、メイクをレベルアップさせてみて。(フロントロウ編集部)