ビリーが訴えるものとは?
デビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』が大ヒットしたビリー・アイリッシュは、まだ17歳ながらセレブ界ではすでに存在感があり何かと話題になる存在。
そんなビリーが自身のインスタグラムにミンクの写真をアップ。可愛らしい表情を浮かべたミンクの写真だけれど、ビリーはそのミンクの可愛さについてアップしたのではなく、ミンクが置かれている実情を伝えたくて投稿を行なった。
ビリーはミンクの写真に「ただ知って欲しいだけなの…。これがミンクよ。あんたたちが使ってるミンクで出来たまつ毛やスリッパにうんざりするわ(笑)」や「心はどこに行ってしまったの?」と、ミンクの毛を使っている人に向けた厳しい言葉を添えてSNSにアップした。
実際に現在セレブの間で履いている人が多い某有名ブランドのスリッパは、ミンクの毛がふんだんにつかわれており、ふわふわして軽い着け心地から、つけまつ毛などにもミンクの毛が使われているものがある。
ファッションブランドをはじめ、コスメ業界でもエシカル思考が強くなってきているものの、実際にはまだまだ改善の余地が残されており、リアルファーを使用しているところが多い。
17歳という若さでも環境問題に取り組み、2020年にはエコフレンドリーなツアーを行なうことを発表しているビリー。罪のない動物たちが人間のエゴによって殺されていくのが見るに耐えられなく、声をあげた。(フロントロウ編集部)