ウィッグでイメチェン
リアリティスターのカイリー・ジェンナーをはじめ、シンガーのリアーナやラッパーのカーディ・Bなど、多くの一流セレブをクライアントに持つ、カリスマヘアスタイリストのトーキョー・スタイルズ。
ウィッグを自在に操るヘアスタイリストとしても知られるトーキョーによると、ウィッグを地毛のように自然に見せるには、ひと手間かけた工夫が必要だという。効果的なウィッグのつけ方をカイリーの公式アプリで紹介。まるで地毛のようにウィッグを自然になじませる着用方法をさっそくチェック。
ウィッグは下準備が肝心!
トーキョーいわく、ウィッグを自然に見せるポイントは、髪をなるべくフラットに仕上げることだという。やり方としては、まず髪を軽く湿らせ、キープ力の高いヘアジェルなどのスタイリング剤をつけたら、コームブラシでなでつける。そうすることで、髪がたゆまず、ウィッグが浮くことを防いでくれるという。
次に、髪を真ん中で2つに分け、それぞれ耳の下あたりから三つ編みを作っていく。トーキョーは、「三つ編みはポニーテールよりも髪をフラットにしてくれるからオススメ」とコメント。また、後ろ髪にボリューム感が出て、よりナチュラルに仕上がるという。
最後に、三つ編みにした髪を頭頂部に沿うように持ち上げ、ヘアピンで留める。あとは、手持ちのベージュ色のヘアキャップやウィッグネットをかぶって、下準備は完成!
さっそくウィッグを着用!
さまざまなウィッグの種類があるけれど、トーキョーによると、地毛っぽさを出したいなら、前髪にレースがついた「フロントレースウィッグ」がオススメだという。自然な生え際だから、ウィッグだと誰も気づかないとのこと。
フロントレースウィッグのつけ方は、いったん試着して、前髪の生え際にかかる余分なレースを切るところからスタート。その後、生え際の裏側に両面テープ(医療用がオススメ)を貼り、ウィッグを装着する。この時、トーキョーは、「両面テープを張る前に、必ずアルコールなどで髪の生え際の頭皮を拭くこと。そうしないとテープがくっつかない」と助言。
またトーキョーは、「ウィッグをつける時は、必ず実際の生え際より2cm前を意識して。じゃないと、おでこが広く見えて猿の惑星みたいになっちゃう」とジョーク交じりにアドバイス。
ウィッグをセットしたら、両面テープの上からヘアドライヤーで熱を加えると、より密着度が上がるのでオススメとのこと。あとは、ヘアピンでウィッグの気になるところを固定したら出来上がり。自由にスタイリングして、可愛くイメチェンしてみて。(フロントロウ編集部)