定番メイク、定番コスメが時代遅れの原因に!?
メイクをはじめてから歳月を重ねるごとに、自分の定番メイク法というものがだいたい決まってくるもの。とても似合っていたアイシャドウやリップを、定番コスメとしてずっと使い続けているという人もいるのでは?
けれど、時代とともに自分にとっての定番メイク法、定番コスメだと「時代遅れ」を感じさせてしまったり、なんとなく「古ぼけた印象」を与えてしまうことも…。

女優のグウィネス・パルトロウをはじめ40代以上のクライアントを多く持つメイクアップ・アーティストのジェイミー・グリーンバーグが、古さを感じさせずフレッシュな旬顔をつくるメイクのコツを紹介。
コツ1:古いコスメを捨てる
自分にぴったり似合って輝かせてくれるアイシャドウやリップは、信頼できる相棒のような存在。
そのため、学生時代に出会ったお気に入りのアイシャドウやリップをずっと使い続けているという人もいるのでは? リピート買いしていなかったとしても、とくにアイシャドウはなかなか使い切ることがないので、数年前に買ったお気に入りのアイシャドウをまだ持っているという人は少なくないはず。

ジェイミーは、「何年も前の服を着ることはないでしょう?コスメも同じ」と米メディアWho What Wearに話し、気に入っていたものだとしても「古いものは捨ててしまったほうが良い」とアドバイス。
時代によって服のラインや質感が変わっているように、コスメも微妙にラメ感や色合い、テクスチャーが時代によって変わっているため、自分の肌や瞳に似合っていたとしても、昔買ったコスメを使ってメイクをすると微妙に古ぼけた印象を与えてしまう可能性があるのだという。
また、ジェイミーは「古いコスメは不衛生だし肌にも悪い」と話して、新しいコスメを買うことをオススメしている。
コツ2:定番メイクをマイナーチェンジする
大人になるにつれて、肌がゆるんだり顔の造形も少しずつ変化していく。また、経験を重ねたことで表情に深みが出たり、より女性として成熟して魅力を増していくもの。
ジェイミーは、そんな変化していく大人の顔には定番メイクを続けるのではなく、ちょっとしたマイナーチェンジを加えることをオススメ。
ジェイミーが提案するマイナーチェンジ法は、「例えば目元は、ブラックのアイライナーの代わりにネイビーのアイライナーを使ってみて。リップは、ヌードカラーのリップが定番だったら、サンゴ(コーラル系)カラーがオススメ。マスカラも、カラーマスカラを試してみて」と、定番だった色をちょっと変えてみるという方法。

色を変えるほか、使うアイテムをマイナーチェンジしてみるのもオススメだそうで、眉メイクについては「ペンシルの代わりに眉ジェルを使ってみて」とアドバイス。
また、ファンデーションもマットタイプがお気に入りだったとしても、代わりにツヤ肌タイプを試して質感を変えてみるマイナーチェンジをオススメ。ちなみに旬の肌をつくるにはファンデーションの影響は大きく、新製品のファンデーションはトレンドの肌質感に仕上がるように作られているものが多い。
このちょっとしたアイテムの変更がもたらす効果についてジェイミーは、「マイナーチェンジは、じつは大きな違いを生むの」と話している。すべてを一度に変えず、今日はリップ、今日は肌、など少しずつマイナーチェンジして旬メイクに一新してみては。(フロントロウ編集部)