
シミの落とし方は、コスメによって変わる
メイクの汚れを落とす方法として、メイクアップアーティストのソフィア・ストリコワは、「どんなコスメ汚れかによって、落とし方は変わってくる」と米メディアthe strategistにコメント。コスメの種類ごとに、適切な汚れの落とし方を紹介した。

パウダー系のコスメ
ソフィアよると、チークやアイシャドウなどパウダー系のコスメが服についた時に、ふき取るのはNGとのこと。シミがこれ以上広がらないように、ヘアドライヤーを使うか、歯ブラシで叩いて余分な粉を落として。それでもシミが残ってしまった場合は、クレンジングオイルを含ませ、水洗いするのがオススメとアドバイス。

気をつけたいのが、クレンジングオイルによる服の色落ち。はじめに、服の目立たない部分にクレンジオイルを含ませ、乾いたタオルやティッシュを押し付け色落ちチェック。もし色が移ってしまうなら、クリーニングにお任せするのがベター。

オイルベースのコスメ
リキッドファンデーションやBBクリーム、マスカラなど、オイルベースに作られているコスメには、中性洗剤を使うのが良いと話すソフィア。

やり方は、まずコスメがついた部分を軽く湿らせておき、次に柔らかい歯ブラシに洗剤をつけて、汚れが浮いてくるまで優しくこする。あとは軽くすすいで、通常通り洗濯すればOK。
もし、まだシミが残るようだったら、つけ置きもあり。洗濯表示のタグに従い、手持ちの漂白剤やシミ抜き洗剤につけてみて。

口紅・リップコスメ
ソフィアによると、口紅やリップコスメは、通常ワックスとオイルの組み合わせで作られているため、他のコスメと違い、落とし方に少し工夫が必要とのこと。

まずシミがついた部分を下にして、タオルの上に乗せる。その上から直接クレンジングオイルを数滴たらし、歯ブラシで優しく叩いて汚れをタオルに移す。シミが薄くなるまで何回も繰り返すのがポイント。
ある程度汚れが落ちたら、中性洗剤を使ってもみ洗いし、ぬるま湯ですすぐ。あとはいつも通り洗濯をするだけ。

どんな汚れであれ、早めに対処するのがシミを残さないコツ。服にメイクがついて困ったら参考にしてみて。(フロントロウ編集部)