パサパサ髪は、保湿が肝心
冬になると気になってくるのが、乾燥による髪のパサつき。肌と同じく、髪も室外の冷たい空気や室内のエアコンなど、1日中乾燥した空気にさらされることで、水分と油分が不足し、パサついてダメージを受けやすい状態に。
目指せサラツヤヘア!うるおいヘアケア術
乾燥してパサついた髪に対して、ヘアスタイリストのサリー・ハーシュバーガーは、「保湿効果の高いヘアケアでうるおいを与え、水分を逃がさないのが大事」と米メディアCosmopolitanにコメント。
そんなサリーがオススメするのが、シルクやサテンの枕カバーを使うこと。なめらかな素材のシルクやサテンは、コットン素材とは違って髪の水分を吸収しすぎず、髪のうるおいをキープする効果があり、また、摩擦による髪への負担も少ないという。
また髪の保湿について、サリーは、「補修効果が高いココナッツミルクやアルガンオイルなど、保湿成分をたっぷり含んだシャンプー、コンディショナー、ヘアマスクを使ってみて」と話し、ダメージを補修しながら、水分をしっかりと中に閉じ込めることで、しなやかでツヤのある髪になるとアドバイスした。
静電気は、乾燥と摩擦に注意!
冬の大敵と言えば「静電気」。空気の乾燥と摩擦によって起こりやすく、とくに寒い冬場は発生率が高いことで知られている。毛髪学者のフィリップ・キングスリーによると、帯電すると髪が広がりやすくなるだけでなく、キューティクルも剥がれやすくなり、ダメージを進行させてしまう恐れがあるという。
バチバチ広がる髪とおさらば!静電気を防ぐ方法
フィリップスは、髪の水分量を保つために、保湿力の高いシャンプーやトリートメントで毎日ケアをするようアドバイス。また、イオンドライヤーを使うのもオススメ。微粒子レベルの水分を髪に吹きつけるイオンドライヤーを使うことで髪の保水率をアップさせ、静電気の発生を抑えることができるというから驚き。
それでも静電気が発生した場合、フィリップスは、「ヘアオイルやクリーム、なければハンドクリームでもいいよ。手の平に伸ばして、髪をやさしく押さえてみて。かなり落ち着くはずだから」と語った。
ただし、水で髪を濡らして静電気を抑える方法は、水が乾いてしまえば、また静電気を帯びてしまうため、あまりオススメしないともコメント。
美髪の秘訣は、定期的なヘアケアによる補修と、余計なダメージを予防すること。プロのワザを参考に、冬の乾燥に負けないうるツヤ髪を手に入れてみて。(フロントロウ編集部)