11ヵ月の息子を持つ父親
自身も11ヵ月前に息子が誕生したというジャクソン氏。「スマホは子供の写真で埋め尽くされているよ」と笑うジャクソン氏が伝授する、子供の自然体の姿を上手に撮るコツは大きくわけて3つある。
ライティング
ジャクソン氏がもっとも重要なことと位置づけたのは、ライティング。いくら良い表情をしていても写真が暗くては台無し。太陽や照明がどちらから当たっているかを確認して、「柔らかいライティングを見つけると良い」と言う。
日頃からの触れ合い
「キャサリン妃は子供たちの素晴らしい写真を撮るけれど、それはキャサリン妃が彼らのことを理解しているからだ」と語り、被写体との関係が写真に大きく影響すると断言したジャクソン氏。被写体である子供がどんなときに何をするか、どんな環境でリラックスできるかを日ごろの触れ合いから理解するべし。
写真を撮る時間帯
「子供たちを被写体にするときは、お腹がすいていなくて眠くない時間を選ばなくてはいけないね」と笑ったジャクソン氏。柔らかいライティングが得られる時間帯と、子供がハッピーかつリラックスできるタイミングを合わせられれば◎。
どのブランドのカメラを愛用している?
お気に入りのカメラについて、「仕事ではキャノン(Canon)を使っているよ。レンズの種類が豊富だから良いんだ」と話すジャクソン氏。キャノンから新作カメラを貸してもらい試すことができるという、ロイヤルフォトグラファーならではの特権も。
そして「富士フィルム(Fujifilm)は軽量のミラーレスカメラが良いから、プライベートで愛用してるよ」と、用途によって使い分けていることを明かした。
ただ、好きなブランドを明かしながらも、ジャクソン氏は「機材にこだわるフォトグラファーもいるけど、僕は被写体との関係にこだわるから機材は極端な話、動作すれば良い(笑)」と語り、重要なのは被写体とのリレーションシップ(関係)だと断言。
そして、「親以上に子供と深い関係を築けている人はいない」と、世の親を勇気づけた。(フロントロウ編集部)