「くびれ」はスタイル美人の必須条件
最近は、ただ細いだけの時代は終わり、健康的なボディが人気。ほっそり痩せていてもくびれがないと貧弱に見えてしまったり、ぽっちゃりしていてもくびれがあれば女性らしいパワフルなカーヴィボディに見えたり、くびれは魅力的なスタイルのために不可欠。
今年こそ運動を頑張ってボディメイクしよう考えている人は、ただ痩せるのでなく、くびれを作ることも目標に取り入れたいところ。
壁を利用してツイスト・ストレッチ!
くびれを作るには、お腹の横や斜めにある腹斜筋にしっかり働きかけることがポイント。腹筋などで鍛えることがポピュラーだけれど、ハードなエクササイズは継続が大変なのが難点。やはり運動は継続できることが、とても大事。
そこで、トライしたいのがウエストをツイストするストレッチ。ゆっくり伸ばしていくことで、楽にくびれにアプローチすることができる。
ヨガでは、体をツイストするポーズが多くあるけれど、壁を利用するとよりしっかりねじりの効果を得られやすいという。
フィットネスのエキスパートであるジェニー・シュガーは、「長年ヨガを教えてきたなかで、生徒が壁を使うことでより深くストレッチできると気づいたの」と米メディアPopsugarにコメント。自分ひとりでは作れない抵抗力を壁が作ってくれるため、壁を利用することでねじりの効果がさらに深まるという。
STEP1:仰向きになり壁に足裏をつけて、お尻も壁に近づける
やり方は、まず床の上に仰向けに横になる。そのとき、壁が足元にある場所で行うこと。その状態から両膝を曲げてお腹の方に近づけ、お尻を壁に近づけていき、両足の裏を壁につける。顔は天井に向けて、両腕は左右に広げる。
お尻は壁に近づけるけれど、壁にぴったりつけるとこの後のポーズがきつくなるので、最初は少しお尻を壁から離して行なうのをオススメ。
STEP2:下半身を横に倒す
ゆっくり下半身を右側に倒し、顔は天井もしくは余裕があれば左手の方向に向ける。深呼吸を5回以上行なう。
STEP3:下半身を逆側に倒す
一度、下半身は中央に戻してSTEP1の状態に。続いて、今度は下半身をさきほどとは逆の左側に倒す。顔は天井、もしくは右手の方向に。深呼吸を5回以上行なう。終わったらSTEP1の形に戻る。
無理に行なうと背中や腰を痛めてしまう可能性もあるので、慣れるまでは慎重に動作すること。顔は天井に向けたままにしてみたり、お尻を少し壁から離して行なったりと、今の自分に合った形を探してみて。
筋トレとは違い疲れを感じず、むしろ気持ちよく身体を伸ばしながらくびれのあるボディを目指せる、壁を使ったツイスト。あまりハードな運動をしたくない年末年始に、ゴロゴロしながら試してみては。(フロントロウ編集部)