「決定的な違い」
ディズニーアニメーション映画『アナと雪の女王2』が前作の『アナと雪の女王』(以下『アナ雪』)と決定的に違う点について、英語版でアナの声を担当する俳優のクリスティン・ベルが明かした。
『アナと雪の女王2』の公開に先立って、前作に引き続きエルサの声を演じる俳優のイディナ・メンゼルと、そろってハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星形プレートにその名を刻む、“ハリウッドの殿堂入り”を果たしたクリスティンは、授与式後に行なわれた米Peopleとのインタビューで、前作と続編の大きな違いに言及。
「アナやエルサがアレンデール王国にいるのはほんの10分間くらいね。それが一番の違いかしら」と、前作では姉妹の故郷であるアレンデールでのシーンが多く登場したのに対して、冒険の旅を主軸とした続編では、2人が王国を後にし、外の世界でさまざまなことを発見し、学んでいく様子が描かれると語った。
「これまであなたが持っていた『アナ雪』のイメージはゴミ箱に捨てちゃって。だって今度の物語は、平和のように見えるアレンデールからは踏み出した、壮大な冒険についてなんだから」と話し、続編への期待を煽ったクリスティンは、さらに、こうこうコメント。
「旅をするうちに、エルサたちは王国の未来に大きな危険を及ぼしかねない歴史にまつわる事実を知ることになるの。この映画は、本当に冒険に満ちた作品よ」
ワールドプレミア開催後の批評家たちのレビューでは、「前作よりもダークで、複雑で、成熟した感情が描かれている」、「ありきたりな悪役というものが登場しないのに、まだ見ぬ集団に対する恐怖などがうまく描かれている」、「悲劇の真実から姉妹が何を学ぶかも見もの」といったポジティブで期待度大なコメントが多数並んだ『アナ雪2』。同作は11月22日より全国公開。(フロントロウ編集部)