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映画『ジャック・リーチャー』シリーズの原作者、リー・チャイルドがトム・クルーズに対し、アクションをするには年を取りすぎていると指摘。トムは2020年にアクション映画『トップガン マーヴェリック』を控えている。(フロントロウ編集部)

トムはもう年?

 アクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズのトム・クルーズに対し、映画『ジャック・リーチャー』などの原作者リー・チャイルドが、「トムは(アクション映画をするには)年を取りすぎている」と指摘した。

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 トムは現在57歳。2018年に公開された『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、いつも以上に気合の入った体当たりスタントを披露し、観客をワクワクさせてくれたことが記憶に新しい。トムとアクションは、切り離せない要素。

 対するリーはイギリスの小説家で、スリラーやハードボイルド小説を得意としている。映画『ジャック・リーチャー』はリーの小説『アウトロー(One Shot)』をもとにしており、日本語に翻訳された小説も読むことができる。『ジャック・リーチャー』シリーズはなんと1997年から23作も出版されていて、世界95か国語に翻訳されているベストセラー。

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 そんなリーは米The Sunday Timesのインタビューで、ジャック・リーチャーとして2本の映画に出演したトムはもうアクション映画をやるには年を取りすぎていると指摘。さらに「上から目線かもしれないけど、アクション映画をやめることは彼にとってもいいことだと思う。彼は57歳で、先に進む必要があるよ。キャラクター俳優になれば、あと20年は活躍できるはずだ」と答えた。

 『ジャック・リーチャー』シリーズは、現在ドラマ化企画が進行中。トムが主演した2016年の映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の興行が思うように振るわなかったせいもあり、映画での展開が終了すると伝えられた時、トムはとてもがっかりした様子だったと語っている。

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 リーがトムによる『ジャック・リーチャー』シリーズを終わらせたもう一つの理由は、原作本の読者からトムがジャックに見えないという意見が多く寄せられていたためでもある。

 リーは、「トムとの作業は本当に楽しかった。彼は本当にいい人で、楽しくて、思いやりがある人です。でも、読者を無視できません。ジャックの大きさは本当に重要で、“彼が誰であるか”という重要な要素なのです」と語った。(フロントロウ編集部)

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