アスリート並みの運動神経の持ち主
2020年2月下旬に日本で公開される映画『チャーリーズ・エンジェル』は、1970年代にテレビシリーズとして人気を博し、2000年代に入ってから映画化され大ヒットを記録したアクション作品。かつては、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューが“エンジェル”を演じたことで有名。
新生『チャーリーズ・エンジェル』のエンジェルは、映画『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワート、映画『アラジン』のナオミ・スコット、そしてイギリスの新進気鋭の俳優、エラ・バリンズカが演じる。また、監督は『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』で俳優としても知られるエリザベス・バンクス。
なかでも注目なのが、ハリウッド映画初挑戦となるエラ。イギリス生まれの彼女は、モデルとして活躍する傍ら、2015年にイギリス映画『Junktion9』で俳優デビュー。その後いくつかのドラマや映画に出演してきた。
ある日メールのチェックをしていると、1件気になる役柄でのオーディションメールがあったそう。作品名は分からなかったものの、「この作品には関わりたいな」と思いながらメールを読んでいたら、文章の一番下に「ところでこれは、『チャーリーズ・エンジェル』のオーディションメールです」と書かれていてテンションが上がったと、本作に応募したきっかけを米The Hollywood Reporterに明かした。
そんなエラは、映画の中ではマシンガンや拳銃を操り、クールビューティーな雰囲気でアクションを繰り出す元MI6工作員のジェーンを演じる。
身長180cmのエラはなんと、元全国大会レベルの陸上競技者。さらには、ギルフォード演技学校で演技を学び、アカデミー・オブ・パフォーマンス・コンバットでアクションのレッスンも受けてきたつわもの。彼女の剣さばきもみごと。
エラは、『チャーリーズ・エンジェル』でのアクションシーンについて、「とても簡単だった。(アクションシーンは、)自転車に乗るみたいな感じで、何も考える必要はないの。闘志を燃やして、ダンスとかバレエを踊るようなイメージ」と米The Hollywood Reporterでコメント。
主演3人でトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』に出演したときも、司会者の「一番のファイターは誰?」という質問に、クリステンとナオミは揃って「エラ」と即答していた。
ハリウッド初挑戦のエラが見せるアクションシーンに期待が高まる映画『チャーリーズ・エンジェル』は、2020年2月下旬に日本全国公開。(フロントロウ編集部)