リップグロスがベタつく理由
唇にツヤを出したり、口紅の持ちや仕上がりを良くしてくれるリップグロス。メリットも多いコスメだけれど、唯一気になるのがベタつき。リップグロスは油分が多いため、人によってはベタベタするように感じ、苦手意識を持つ人も少なくない。
そんなリップグロスがベタついてしまう理由として、多くのメイクアップアーティストが口を揃えて語るのが、リップグロスの塗りすぎ。

米メディアAllureのインタビューに答えたメイクアップアーティストのパティ・デュブロフによると、もし口紅やリキッドリップのように唇全体にリップグロスを塗っているのなら、それは充分“塗りすぎ”とのこと。そんなリップグロスの塗りすぎを抑え、ベタつかずに仕上げるテクニックを2つ紹介。
リップグロスの上手な塗り方
リップグロスをベタつかせないテクニックとして、パティが1つめに紹介しているのが、「唇の中心にリップグロスを塗る」という方法。
塗り方は、上唇と下唇の中心にリップグロスを少しだけつけて、最後に軽く唇をこすり合わせるだけ。そうすることで、程よいツヤ感を残しつつ、リップグロスのベタつきを抑えられるという。またこの塗り方は唇の中心を強調してくれるので、唇をぷっくり立体的に見せる効果もあるそう。
もう少しツヤを出したい人のために、2つめにパティが紹介しているのが、「下唇にだけリップグロスを塗る」という方法。
こちらの塗り方は、下唇全体にリップグロスを塗って、最後に唇をこすり合わせるというもの。あえて上唇につけないことでリップグロスの塗りすぎを予防し、なおかつ1つめの塗り方よりツヤ感が出るので、より唇を色っぽく見せることができるという。
リップグロスはツヤ感を与えてくれるだけでなく、乾燥からも守ってくれるリップアイテム。今までリップグロスに苦手意識を持っていた人も、プロのテクニックを参考にぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)