アメリカの服役囚が心停止を経験し、自分が終身刑を終えたと釈放を要求した。(フロントロウ編集部)
「仮死」から蘇生されたら別の人生?
アメリカのアイオワ州で、殺人の罪で終身刑に服している66歳の男が、釈放を要求した。
1997年に収監された男は、2015年に、腎臓結石によって少なくとも5回の心停止を経験。病院で蘇生が行なわれ、男は命を取り留めた。
しかし男はその経験から、自分を釈放するよう裁判所に訴えを提出。

男は、心停止という一時的な“死”を経験したのであれば、“終身”刑は終えたと考えられるはずだと主張した。
昨年2018年に提出されたこの訴えは、今年2019年11月に「説得できるものではない」として棄却。裁判所は男に、終身刑は検視官によって死亡が確認されるまで続くと宣言した。(フロントロウ編集部)
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