『ハリー・ポッター』でミネルバ・マクゴナガル先生を演じたマギー・スミスが、映画に対して感じていることをぶっちゃけた。(フロントロウ編集部)

マクゴナガル先生役の大御所俳優マギー・スミス

 2001年から2011年まで続き、世代を越えて愛される映画シリーズとなった『ハリー・ポッター』。主演ダニエル・ラドクリフエマ・ワトソンルパート・グリントなど、多くの子役が今作を通してトップ俳優として成長したけれど、脇を固めた大御所俳優たちの存在も映画にとって大きい。

画像: マクゴナガル先生役の大御所俳優マギー・スミス

 スネイプ先生役の故アラン・リックマンや、ヴォルデモート卿役のレイフ・ファインズ、トレローニ教授役のエマ・トンプソンなど、かなりの世界的有名俳優たちが顔をそろえたけれど、その中でも存在感があったのは、マクゴナガル先生役であり、1990年に大英帝国勲章を受勲してデイムの栄誉称号を持つ大御所マギー・スミス。

画像: ⒸWARNER BROS. PICTURES / Album/Newscom

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 ホグワーツの副校長であり、生徒思いの先生としてハリポタファンからも人気のマクゴナガル先生だけれど、演じたマギー自身は、なんとそこまで思い入れがないよう。

 「『ハリー・ポッター』と『ダウントン・アビー』に携われたことには深く感謝しているけれど」と、英The Guardianのインタビューで前置きしたマギーは、こう話した。

「でもあれは、満足したと呼べるものではないわね。これらでは、演技をしている感じがしなかったからね」

 マギーがこう感じてしまうのも当然かもしれない。というのも、マギーは世界最高峰のオックスフォード大学で演劇を学び、イギリスではテレビや映画以上に役者に演技力が必要と考えられる舞台でキャリアを培ってきた人物。

「舞台にすごく戻りたいわ。シアターは、私のお気に入りの媒体ですからね」 

 そう語るマギーは現在、1人舞台『AGerman Life(原題)』の公演をロンドンのThe Bridge Theatreにて行なっている。(フロントロウ編集部)

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