アルバムの世界観を表現したキュートなネイル
性別の枠にとらわれない、ジェンダーレスなオシャレを自由に楽しむファッションアイコンとして注目を集めるシンガーのハリー・スタイルズといえば、以前から、ステージやプライベートでおしゃれなネイルを披露している。
そんなハリーが、12月13日にリリースしたばかりのソロ2枚目となるアルバム『ファイン・ライン』からの楽曲を初パフォーマンスした特別ライブに、彼史上、最も凝ったデザインのネイルアートで臨んだ。
ホットピンクのボタンアップシャツにホワイトのワイドパンツと、『ファイン・ライン』のカバーアートで着用したのとそっくりな衣装で登場したハリーの手元には、色とりどりのポップなネイルアートがキラリ。
遠目からだと分からないが、この日のハリーの手元を写した写真を、ネイルを担当した日本人ネイリストのBritney Tokyo(ブリトニー・トーキョー)がインスタグラムを通じて公開した。
右手は、カバーアートに使われているペールブルーとピンクの色彩で描かれた円の内側に、タイトルである「Fine Line」と白文字で綴ったデザイン。そして左手は、それぞれの指ごとにデザインが異なり、親指が収録曲「サンフラワー、Vol.6」にちなんだフラワーモチーフ、薬指は元恋人でモデルのカミーユ・ロウの声が吹き込まれていることでも話題の収録曲「チェリー」、小指が収録曲「ウォーターメロン・シュガー」にちなんだスイカ、人差し指が同曲の歌詞に登場するストロベリーのデザインとなっている。
中指は、前アルバム『ハリー・スタイルズ』からのヒット曲「キウイ」にちなんだキウイのデザインで、正確には『ファイン・ライン』にちなんだものではないが、花やフルーツといったポップで可愛らしいモチーフをとり入れたこのネイルアートは、ファンたちから「可愛すぎる!」、「マネしたい!」と大絶賛されている。
ネイルを担当したBritney Tokyoは、以前フロントロウでもインタビューを掲載した、セレブ御用達ネイリスト。ハリーのほかにも、ビヨンセやアリアナ・グランデ、ケイティ・ペリー、リタ・オラ、カイリー・ジェンナー、ヴァネッサ・ハジェンズといったAリストセレブたちを顧客に抱える。
これまでは、基本的にはメンズに人気が高いブラックや単色を交互に塗ったシンプルなネイルが多かったハリーだけれど、今回、派手めでインパクト大なネイルアートにトライしたことで、今後もっと激しくて複雑なデザインに挑戦する可能性も? もしかしたら、ファッションアイコンであるハリーが率先してネイルアートを取り入れていくことで、メンズにもついに本格的なネイルアート・ブームがやってくるかもしれない。 (フロントロウ編集部)