家族写真が撮影される英国王室のクリスマスカード
毎年クリスマスの時期に、英国王室から公開されるクリスマスカードのデザインに変化があるかもしれない。
関係者が米E!に明かしたところによると、ヘンリー王子とメーガン妃は、クリスマスカードにある人も一緒に写ってほしいと考えているそう。
それは、メーガン妃の母ドリア・ラドラン氏。
「ヘンリー王子とメーガン妃はクリスマスカードに、(メーガン妃の母)ドリア氏が一家にとって、そしてアーチーの子育てにとって非常に大切な存在であることを表したいそうです」
ロイヤルファミリーはクリスマスカードのための撮影はすでに終えており、ヘンリー王子とメーガン妃、そしてアーチーの写真は、ドリア氏が写っている写真も、写っていない写真も存在するという。
孫と祖父母が揃ったクリスマスカードは前例なし
どの写真が選ばれるかはまだ分かっていないけれど、もしドリア氏が一緒に写っている1枚が選ばれれば、それはロイヤルファミリーのクリスマスカードとしては伝統を破ることに。
というもの、これまで孫と祖父母が一緒に写ったクリスマスカードは制作されたことがないから。
2018年のウィリアム王子とキャサリン妃一家のクリスマスカード。
1987年にエリザベス女王とフィリップ殿下が、ウィリアム王子とヘンリー王子など4人の孫と一緒に写ったクリスマスカードが制作されたことはあるけれど、エリザベス女王はイギリスの国家元首。
例えば、ウィリアム王子とキャサリン妃、そしてジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子とともに、キャサリン妃の母キャロル・ミドルトンと父マイケル・ミドルトンが一緒に写ったクリスマスカードは制作されたことがない。
とはいえ次世代のロイヤルファミリーたちは、その育児スタイルやファッションスタイルなどにおいて、伝統に従わずに現代的な自分の意思で選んでいる。2010年代最後のクリスマスカードにも、なにか新しい変化が起きるかも?(フロントロウ編集部)