ハリウッド版『THE UPSIDE 最強のふたり』
頸髄損傷によって体が不自由になってしまった大富豪と、彼を介護することになった前科アリの貧困層の若者を通して、貧富の差や人種差別を訴えかけながら、2人の友情をコミカルに描いた映画『THE UPSIDE 最強のふたり』が、12月20日に日本公開される。
実話をもとにしたストーリーである同作は、2011年公開のフランス映画『最強のふたり』のハリウッドリメイク版。オリジナルのフランス版は、2013年にフランス映画としては極めて珍しく日本アカデミー賞最優秀外国作品賞を受賞した大ヒット作品である。
ハリウッド版にリメイクされた映画『THE UPSIDE 最強のふたり』では、大富豪のフィリップ役をドラマ『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンが演じ、前科アリの若者デル役を映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のケヴィン・ハートが熱演。また、フィリップの秘書イヴォンヌをオスカー俳優のニコール・キッドマンが演じた。
メガホンを取るのは、映画『ダイバージェント』で知られるニール・バーガー監督。
仏版に出演したオマール・シーがコメント
ハリウッドの人気俳優を迎えてリメイクされる映画『THE UPSIDE 最強のふたり』について、オリジナル版に出演したキャストはどう思っているのか。仏版でデルを演じたオマール・シーが、ハリウッド版についてコメントを残した。
オマールは、ハリウッド版が公開される前に、オマールと同じキャラクターを演じたケヴィンと対面。
コメディアンとして活躍するケヴィンのパリ公演を鑑賞したオマールは、ケヴィンとの2ショット写真をツイッターに載せて、「ケヴィンに会えてうれしい」とツイート。そのうえで、「君が出演する、『最強のふたり』のリメイク版『THE UPSIDE』を見るのを待ちきれないよ!絶対誇りに思うだろう」とコメントし、ケヴィンが出演するリメイク版に応援の言葉をかけた。
So happy to see my man @kevinhart4real on his french tour.
— Omar Sy (@OmarSy) August 23, 2018
That was special to discover your show here in Paris.
i laughed so hard bro....
Cant wait to see The Upside, the
Intouchables remake you did. i’m sure i’ll be proud pic.twitter.com/jFfqhBt9oK
全米では、当時の映画ランキング連続トップを誇っていた映画『アクアマン』からランキング1位を奪った作品(※米国内のオープニング興行収入)としてヒットした映画『THE UPSIDE最強のふたり』。そんな話題作が、ついに12月20日に日本公開される。(フロントロウ編集部)