エル・ファニングの青春音楽映画
映画『マレフィセント』シリーズでオーロラ姫を演じたエル・ファニングが主演を務め、世界的大ヒットを収めた『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再結集した青春音楽映画『ティーンスピリット』が2020年1月10日に公開する。
【あらすじ】
イギリスの田舎町、ワイト島。ポーランド移民の母子家庭で育ち、内気で友達も少ない主人公のヴァイオレット(エル・ファニング)にとって、唯一心を解き放つことができるのが「音楽」だった。ある日、ヴァイオレットは数々の有名アーティストを排出する人気オーディション番組“ティーンスピリット”の予選が地元で行われることを知る。今こそ歌手になる夢に挑戦する時だと、自らの歌声ひとつでオーディションに挑む決意をした彼女は、情熱を秘めた才能ある若者たちのなかで夢をつかむことができるのか?
エル・ファニング、3カ月間毎日歌の特訓!
今回公開されたのは、エル演じるヴァイオレットがロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」をエモーショナルに歌い上げる歌唱シーン。エルは、この楽曲のために3カ月毎日歌の練習をしたそう。
映画本編でヴァイオレットがオーディション1曲目に選んだロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」は、その名のとおり「1人で踊り続ける」と歌う孤独なダンス・チューンとして人気を博した大ヒット曲。
英オーディション番組ブリテンズ・ゴット・タレントでカラム・スコットがバラード調に歌ったことでも有名になり、カラムがオーディション後に公開した同曲のMVは3.8憶回再生を誇っている。
田舎で暮らし「自分の居場所がない」と感じるヴァイオレットの心の内と重なるような曲を、鬱屈した毎日から抜け出したいと心の底から叫ぶようにパワフルに歌う姿に、心打たれること間違いなし。
ちなみに原曲はコチラ。聞き比べると、どちらの良さも感じることができる。
「音楽映画や歌う役には昔から興味があり、山ほどあるやりたい事リストの1つでした」と語るエルが本作にかける情熱は相当なもので、自ら出演を熱望したほど。
ケイティ・ペリーやアリアナ・グランデ、カーリー・レイ・ジェプセンといったヒット・チャートを賑わす人気アーティストの楽曲満載の『ティーンスピリット』は2020年1月10日に日本公開。(フロントロウ編集部)