家具さえもエコ!
人間による環境破壊が進み、ビニール袋を使わない、プラスチック製品を使わないといったエコ活動に取り組む人も増えてきている。そんなエコ志向は家庭内の物をデザインするプロダクトデザインの世界でも広がってきており、様々なスタイリッシュなデザインが生まれている。そこで、家にぜひ置きたい! オススメのエコ家具・雑貨をご紹介。
リサイクル素材で出来た家具
出されてしまったゴミを製品としてよみがえらせることも大事。IKEA(イケア)はペットボトルをキッチンユニットへデザインしたり、オランダを拠点とするデザイナーのウージャイ・リーは紙でレンガを作り、さらに椅子へと変化させたりと、近年リサイクル素材による家具のスタイリッシュさは目を見張るものに。
ノンコイルマットレス
金属でできたバネが入ったマットレスの場合、捨てる際にバネが不燃ごみになってしまう。しかしノンコイルであれば、不要になった場合に大部分を焼却処分できるので、エコに関心の高いヨーロッパでは主流となってきている。
段ボール素材の家具
木製の家具を廃棄する場合は、焼却処分されるので、その際には二酸化炭素やダイオキシンなどが発生してしまう。しかし段ボールで出来た家具であれば、リサイクルが可能になる。
アルミストロー/天然素材ストロー
プラスチックでできたストローは、海洋汚染の大きな要因の1つ。適切に処理されず海へ流れ着くプラスチックごみの量は、毎年800万トンを超えると見られており、2050年の海には魚よりもプラスチックごみのほうが多くなると言われている。
また、すでにプラスチックストローが鼻に詰まり苦しむ海ガメなど、多くの生物が人間の出すゴミによって命を落とす姿が目撃されている。
そこで、ストローをもし使うのであれば、アルミ製の繰り返し使えるストローという選択肢が。また、麦わらから出来たストローなど多くの天然素材のストローも注目されている。
ちなみに飲み物の容器としては、ペットボトルよりもアルミ缶のほうが断然リサイクルされやすい。
くり返し使えるシリコンラップ
プラスチック製品であるラップもまた、ストローと同じように海洋汚染の原因。
お皿に使うことが多いラップだけれど、最近では繰り返し使えるシリコンラップラップが100円均一ショップでも売られており、食洗機対応のものも。ちなみに、ごはんを1人分に分けて冷凍する時などは、専用のタッパーなども売られている。
(フロントロウ編集部)