“エドのお暇”が本格的にスタート
今年8月に自身の故郷で幕を下ろしたディバイド・ツアーの最終公演で、この先少なくとも約1年半は活動を休止すると宣言していたエド・シーランが、ツアー終了後に入っていたすべての仕事を終え、正式に休息期間に入ることを自身のインスタグラムを通じてファンに報告した。
以下、エドのコメント全訳。
「みなさん、こんにちは。また“お暇”をもらうね。
(アルバムの)『÷(ディバイド)』とそのツアーは様々な意味で僕の人生を変えてくれた。けれど、それももう終わりを迎えた。世界へと飛び出し、旅をする時がやって来たんだ。
2017年以降、ほぼノンストップで働き続けてきた。だから、息抜きのために旅行に行ったり、何か書いたり、読んだりしようと思う。戻るべき時が来るまではSNSもお休みする。
僕の家族と友達へ。近々会いに行くからその時はよろしくね。
そしてファンのみんなへ。いつも最高のファンでいてくれてありがとう。曲作りに役立つような体験をして、“その時”がやって来たら、必ず新しい音楽と一緒に戻ってくると約束する。
たくさんの愛を込めて」
ちなみに、インスタグラムのアイコンや公式YouTubeチャンネルのトップ画像、さらにこの投稿のコメント欄にも書いてある「BRB」という暗号めいた言葉は、「Be Right Back(すぐに戻ってくる)」というフレーズの頭文字を取ったもの。ワールドツアーの最終公演で言っていた通りなら、2020年はエドの元気な姿を見ることができないかもしれないが、「すぐに戻ってくる」というエドの言葉を信じるならば、早めの復帰も期待できる。
2017年3月のイタリア・トリノでの初演を皮切りに、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オセアニア、南米と、世界46カ国175都市をまわったディバイド・ツアーで、900万人にも上る観客たちを熱狂させたエド。英The Sunによると、この2年半は仕事優先の生活を送っていたので、活動休止期間中は家族や友人、昨年末に極秘入籍した最愛の妻チェリー・シーボーンとの時間を大切にしたいと考えているそう。(フロントロウ編集部)