ケイトがゴールデン・グローブ賞に華を添える
2020年1月6日にカリフォルニア州のザ・ビバリー・ヒルトンで幕開けた第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式。アカデミー賞の前哨戦として知られるゴールデン・グローブ賞授賞式には、数多くの人気セレブがずらりと参加し、豪華な衣装でレッドカーペットに華を添えた。
数々のセレブが圧巻のドレスを披露するなか、コメディ/ミュージカル部門の主演女優賞にノミネートされている映画『ウェアド・ユー・ゴー、バーナデット』のケイト・ブランシェットがレッドカーペットに登場。
ケイトがこの日のために選んだイエローベースのドレスは、ブラのようなトップスにまるで扇のように優雅に広がるデザインのスリーヴがセットされたデコラティヴなものに。このドレスを作ったのは、2018年に人気ランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレットとコラボコレクションを発表したギリシャ出身のメアリー・カトランズがデザイナーを務めるメアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)。
メアリーは自身のインスタグラムにケイトの写真をアップすると、「ゴッド・イズ・ア・ウーマン。ケイトに畏敬の念を抱き、永遠にあなたの優雅さ、決意、寛大さに影響を受けてきました。これはELPIDAのためにポセイドン神殿にてお披露目した私の最初のクチュールコレクション“正義”のドレスです。このドレスがケイトの美しさと知性と愛に“正義”を果たすことを願っています」とコメントし、このドレスが作られたエピソードを明かした。
メアリーは2019年に、ELPIDAという小児がんの子供たちをサポートするチャリティ団体の資金集めのためにポセイドン神殿でコレクションを開催。今回ケイトが着用したのは、その時に初めてお披露目されたクチュールコレクションのドレス。
美しさだけではなく、デザイナーであるメアリーのメッセージも込められたドレスは、ケイトをゴールデン・グローブ賞という大舞台で輝かせた。(フロンントロウ編集部)