Photo:ゲッティーイメージズ,スプラッシュ/アフロ,ニュースコム
高位王族としての地位を退くことを発表したヘンリー王子夫妻の今後について協議するため、ロイヤルファミリーの家族会議が開催。それに基づき、エリザベス女王が本件に関してヘンリー王子夫妻の決断を「全面的に支援する」と発表。また、女王が見せた衣装の「異変」に注目が集まっている。(フロントロウ編集部)

家族サミット後、声明を発表

 イギリス王室の高位王族としての立場を退き、今後は経済的に自立するとともに、イギリスと北米の国を行き来しながら生活することを発表したヘンリー王子と妻のメーガン妃

 歴史上例を見ない2人の決断については、エリザベス女王をはじめとするほかのロイヤルファミリーへの事前の充分な相談なしに早急に発表が行なわれたとして、不穏な空気が立ち込めていたが、現地時間の1月13日、エリザベス女王やヘンリー王子、チャールズ皇太子、ウィリアム王子がサンドリンガム離宮にて顔を合わせ、家族協議が行なわれた。

画像: 家族サミット後、声明を発表

 メーガン妃も滞在先のカナダ・バンクーバーから電話にて参加したといわれるこの“家族サミット”では、ヘンリー王子とメーガン妃が今後、王室や政府のために国内外で行う公務の量や、夫妻の称号などについて話し合われたほか、エリザベス女王やチャールズ皇太子から受け取る活動資金の金額や夫妻が今後どのように収入を得ていく予定なのか、また、国外滞在時の警備体制など、さまざまな取り決めについても協議されたと伝えられている。

 2時間半以上におよぶ家族サミットの終了後、エリザベス女王は、声明を通じて本件について初コメント。自身とロイヤルファミリーは、ヘンリー王子とメーガン妃の決断を全面的に支持すると発表した。

「本日、私の家族は私の孫と彼の家族の将来について、非常に建設的な話合いを行ないました。私の家族と私は、ハリーとメーガンの、まだ若い家族として新しい人生を創造したいという願望を全面的に支持します。私たちとしては、彼らに常勤のロイヤルファミリーメンバーでいて欲しいと考えていましたが、彼らの家族としてより独立した生活を送りたいという願いを尊重します。彼らは、今後も私たちの家族にとって重要な存在です。」

「ハリーとメーガンは新たな生活においては、公的資金には頼りたくないと明言しております。さらに、転換期においてはサセックス公爵夫妻がカナダとイギリスを生活の拠点とするということで合意しました。私たち家族には、解決すべき複雑な問題がいくつかあり、取り組むべきこともありますが、私は、それらについて数日中に結論に到達するよう要請しました。」

 声明の中で「私の家族」という言葉を多用して家族の絆を強調しつつ、ヘンリー王子に対し「私の孫」と親しみを込めた呼び方をで”祖母心”を覗かせたエリザベス女王。さらに、夫妻をあえて「ヘンリーとメーガン」と名前呼びしたうえで、「サセックス公爵夫妻」とも呼び、今後も夫妻の称号を変える意向がないこともアピールした。

 また、ヘンリー王子夫妻のインスタグラムでの発表では「北米」とされていたイギリス以外の滞在先を「カナダ」と明記し、今後は夫妻がカナダとイギリスを行き来しながら生活を送ることも明かした。


衣装に「異変」

 エリザベス女王は、家族サミットに先立ってサンドリンガム邸の近くにある教会へと礼拝に出かけたのだが、この日の装いには、いつもとは違う大きな変化が。

 それは、“どこに居てもすぐにわかるように”との理由から、公務でもプライベートでもつねに原色やパステルカラーといったカラフルな色合いの衣装を身に着けることを徹底しているエリザベス女王が、めずらしく、ニュートラルカラーである「キャメル」をベースにした落ち着いた色合いの着こなしを披露したということ。

画像1: 衣装に「異変」

 エリザベス女王は、頭にかぶった帽子にこそ、赤やパープル、カーキといった様々な色合いの羽をミックスしたデコレーションが施されていたものの、全体的には、いつもと比べて格段と地味で目立たない装いをチョイスしていた。

画像2: 衣装に「異変」
画像3: 衣装に「異変」
画像: 通常は派手色の着こなしが多いエリザベス女王。

通常は派手色の着こなしが多いエリザベス女王。

 この突然の異変の理由は明らかにされていないものの、これを普段からニュートラルカラーの装いが多く、つい先日もキャメル色のコートにブラウンの上下という着こなしで公務に出席したメーガン妃への、“暗黙の友好のメッセージ”と見なす海外のロイヤルウォッチャーたちも多い。

画像: 左は王室離脱発表の前日にカナダハウスを訪問した際のメーガン妃。

左は王室離脱発表の前日にカナダハウスを訪問した際のメーガン妃。

 「単なる偶然では?」と疑ってしまう見解だが、王室専門ジャーナリストのエリザベス・ホームズは、「エリザベス女王のファッションは緻密に計算されており、全身を1色で統一することが多いため、とくに使用する洋服の色に関しては強いこだわりがあります。メーガン妃の先日の着こなしと色をマッチさせたのは、単なる偶然ではないでしょう」と分析。エリザベス女王は確かな思惑をもってこの装いを披露したと確信している。

 今回の騒動では、家族間、そして兄弟間の不和が大きく取り沙汰されたロイヤルファミリーだが、ヘンリー王子とウィリアム王子は共同で声明を発表し、「ヘンリー王子とメーガン妃がウィリアム王子のいじめのような態度によりロイヤルファミリーを追い出された」と伝えた英メディアの報道を否定した。(フロントロウ編集部)

この記事を気に入ったら、「FRONTROW」のfacebookページをいいね!する

This article is a sponsored article by
''.