ブラピ、オーシャンズをネタにジョークを飛ばす
ブラッド・ピットといえば、映画『セブン』や『ファイト・クラブ』でのシリアスな演技から、『オーシャンズ11』での明るい演技まで、様々なキャラクターを演じてきた。
そんなブラッドが、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の演技でナショナル・ボード・オブ・レビューの助演男優賞を受賞。その受賞スピーチで人生の目標について明かしたブラッド。
「人生の目標はすごくシンプルだよ。幸せでいて、健康でいること」と率直に話したブラッドは、その後、彼らしいジョークを続けて会場を笑わせた。
「そして『オーシャンズ14』を作らなくてはいけないような経済的状況に陥らないこと。どうなることかね」
『オーシャンズ11』が大ヒットしたことで、続編となる『オーシャンズ12』と『オーシャンズ13』も制作され、スピンオフの『オーシャンズ8』も公開された大人気のオーシャンズシリーズ。
浮き沈みが激しい業界であるハリウッドでは、俳優や映画スタジオが停滞している時期に、過去にヒットした作品の続編が作られることは起こりうる話。
そんな業界でいまだ第一線で活躍するブラッドだからこそ、純粋に続編を作るのではなく、お金に困っているからと必要にかられて制作することは避けたいというジョークを言い、肩をすくめた。そんなブラッドらしい発言に、会場にいた出席者からも大きな笑いが起こった。
この日のスピーチでは、プレゼンターを務めたブラッドリー・クーパーへここ数年の感謝を伝えるなど、オープンにリラックスしたブラッドの様子が目撃された。(フロントロウ編集部)