2019年12月20日に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。本作でアダム・ドライバー演じるベン・ソロがとった「ある動作」が注目を集め、それになりきってSNSに動画を投稿する「ベン・ソロ・チャレンジ」が世界中で大流行している。(フロントロウ編集部)

大人気のベン・ソロとは?

 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、1977年から9作品にわたって展開されているシリーズの最終章として、2019年12月20日に公開された。

 本シリーズは“スカイウォーカー・サーガ”とも呼ばれ、ダース・ヴェイダー(アナキン・スカイウォーカー)やルーク・スカイウォーカー一族の物語。

 アダム・ドライバー演じるベン・ソロは、ハリソン・フォード演じるハン・ソロとキャリー・フィッシャー演じるレイア姫の息子で、強力な力(フォース)の使い手“ジェダイ・マスター”のルークから訓練を受けたフォースの使い手。

 後に本作で敵となる“ファースト・オーダー”という組織に属し「カイロ・レン」と自ら名乗り、“暗黒卿”と呼ばれるダース・ヴェイダーを崇拝するようになった、『スカイウォーカーの夜明け』の中心的キャラクターである。

 ベンは、さまざまな思惑の中で揺れ動き、葛藤し、強さと弱さを見せてくれるその魅力で、『スター・ウォーズ』シリーズの中でも不動の人気を得た。

 そんなベンが『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でとった「ある動作」が爆発的人気を呼び、世界中のファンがベンになりきって動画を投稿する「ベン・ソロ・チャレンジ」が大流行している。

「ベン・ソロ・チャレンジ」とは

 「ベン・ソロ・チャレンジ」は、「#BenSoloChallenge」とうタグでツイッターやインスタグラムに数多く投稿されている。

 ファンがマネしているベンの動作とは、キリリとした真剣な表情で背中からかっこよくライトセーバーを取り出すあの仕草。ベン・ソロ・チャレンジではベンのこの動作にプラスして、最後にはおどけて見せるのが人気。

 最後に両手を開いておどけて見せる部分は、ベンの父親であるハン・ソロが過去に劇中でとった動作のオマージュだと思われている。

 ベン・ソロ・チャレンジには、「チューバッカの中の人」である俳優のヨーナス・スオタモも参加している。ヨーナスは、アダムが主催している“AITAF”という団体への寄付金を募るファンによるクラウドファンディング「The Rise of Ben Solo」の金額が約825万円(75,000ドル)に達したらベン・ソロ・チャレンジに参加することを明言していた。

 ちなみにAITAFとは、2008年に設立された現役軍人、退役軍人、世界中の軍事支援スタッフおよびその家族と、質の高いアート・プログラミングを結びつけることを使命に掲げ活動している団体。寄付額は現在約930万円ほど集まっている。

ベン・ソロ・チャレンジ傑作選

 「#BenSoloChallenge」はもはや大喜利状態。今回、フロントロウが独自にチョイスした「ベン・ソロ・チャレンジ」傑作選をご紹介。

 まずは、カッコよく決まっている「ベン・ソロ・チャレンジ」。

 クラスのみんなで挑戦したかわいらしい姿も。

 アダムが行なっているAITAFの活動に共感し寄付をした楽器奏者たちも参戦。

 自ら鍵盤ハーモニカで伴奏を入れながらチャレンジをする少年。

「チリソース」が出てこなくて困ってしまうというシチュエーションつきで、「ベン・ソロ・チャレンジ」に挑戦。

 歯の検査をしながらだってチャレンジできちゃう。

 交通整理の合間にも「ベン・ソロ・チャレンジ」!

 肩が上がりきらなくても、自分が「ベン・ソロ・チャレンジ」だと思えばそれは「ベン・ソロ・チャレンジ」。

ちょっと無理矢理には見えるけれど、猫だってチャレンジに参加。

 大人から子供まで楽しんでいる「ベン・ソロ・チャレンジ」。もし「#BenSoloChallenge」の動きを録画したら、このタグを使ってSNSに投稿してみては?(フロントロウ編集部)

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