フライト中の肌がお酒を飲むと…
海外旅行の楽しい気分を機内から高めたり、フライト中にしっかり眠れるようにとお酒を飲むという人は要チェック。機内でアルコールを飲むことは、肌にとっては過酷なのだそう。
機内が極度に乾燥することは知られていて、そのため美肌を心がけるなら水分をしっかりと摂り、肌には保湿効果のあるクリームを塗ったりシートマスクをしたりと、どう乾燥対策を行なうかを練っている人は多いはず。
けれど、こんな風に保湿を心掛けていても、アルコールを飲むことで美肌を台無しにしてしまう可能性があるという。
保湿を頑張っても乾燥を招いてしまう
スキンケアの専門家のユージーン・ヘーは、うるおったツヤのある肌を保ちたいなら、フライト中にアルコールを飲むことはやめたほうがいいとアドバイス。
ユージーンは、「湿度が低くなる機内は、体内からどんどん水分が奪われて肌が乾燥してしまうから、すでに肌にとってはハードな環境。そこにアルコールを飲むという行為を加えたら、体と肌はもっと乾燥してしまう」と米メディアPureWowにコメント。
アルコールは、発汗作用や利尿作用といった水分を排出する働きがあるうえ、体内ではアルコールを分解するために水分が必要なため、飲めば飲むほど喉が渇きやすくなる。
さらに、飛行機は山をはるかに越える高度を飛行していて、しかも機内は気圧が低い。身体にとっても本来は辛い状況で、そこでさらに乾燥を招くお酒を飲むことはオススメできないのだそう。
また、理屈だけではなく、スキンケアブランド「Ceramiracle(セラミラクル)」の創設者でもあるユージーンは、毎月50時間以上のフライト時間を過ごしているなかで、カクテルやアルコールは肌のためには飲まないほうがいいと実感したことも明かした。
機内でオススメの美肌対策
フライト中は、機内に持ち込みしやすいクリームやマスクを使うことが多いけれど、ユージーンは、もっとうるおった美肌を作るためのスキンケア法を紹介。
それは、フライト中に美容液(セラム)をたっぷり塗るという方法。
美容液は肌になじみやすいテクスチャーで、美容成分を肌にしっかりと届けるという目的のものが多いため、クリームなどとはまた違い、気温の変化問わず肌にうるおいを届けてくれやすいのだそう。
またユージーンは、美容液を顔につけたら、忘れずに手や唇にもつけるようアドバイス。乾燥しやすいパーツもうるおい、リフレッシュさせてくれると話している。
機内での美肌ケアが気になっている人は、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)