人気ブランドのコムデギャルソン(Comme des Garçons)がメンズのパリコレクションのファッションショーで使用した「ウィッグ」に批判が殺到している。(フロントロウ編集部)

コーンロウのウィッグに批判殺到

 1969年に川久保玲が設立した日本発ブランドのコムデギャルソン(Comme des Garçons)は、先日行なわれたパリ・ファッションウィークのランウェイでモデルたちにコーンロウのウィッグを着用させた。

画像: コーンロウのウィッグに批判殺到

 髪の毛を編み込みさせるヘアスタイルであるコーンロウは、古くからアフリカ系の人々の伝統的なスタイルとして親しまれてきたものであり、黒人以外の人種がこのヘアスタイルを取り入れることについては、「文化の盗用(Cultural Appropriation)<※>」にあたるか否かで激しい議論が交わされている。
※ある民族の文化的要素を、その文化に属していない人たちが取り入れること。

 そんななかで、同ブランドが、メンズのパリコレのランウェイで白人モデルたちにもコーンロウのウィッグを着用させたことで批判が殺到。ランウェイに参加した一部の黒人モデルはこのウィッグを着用しなかったという。

 こうした批判を受けて、ブランド側は米Dazedに謝罪文を発表。

「コムデギャルソン メンズウェアFW‘20のショーにおける頭部の小物のインスピレーションは、エジプト王のルックです。誰かに無礼な態度を取ったり、傷つけたりするつもりは一切ありませんでした。私たちは深く反省し、謝罪します」

 コレクションのヘアスタイルを担当したJulien d'Ysも、自身のインスタグラムにコメントを発表。「みなさま、コムデギャルソンのショーにおける僕のインスピレーションは、僕自身が美しく、刺激を受けたエジプト王のルックで、それにオマージュを捧げました。誰かを不快にさせたり傷つけたりするつもりは一切ありません。もし感じてしまったのなら謝罪します」と説明して、謝罪した。

 黒人ではない人々がヘアスタイルをコーンロウにして批判されるのは今回が初めてではない。

 2018年にキム・カーダシアンがコーンロウにしてバッシングされたが、その時は1979年の映画『テン』で白人の大物俳優ボー・デレクが披露した髪型を真似たと反論して、反対派の火に油を注ぐことになった。(フロントロウ編集部)

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