チークが落ちてしまう理由
チークが落ちてしまう理由はさまざまあるけれど、メイクアップアーティストのクリスティン・クルーズによると、主な原因は「肌への密着度」。
クリスティンは、「汗や皮脂、乾燥によってチークが肌にきちんと密着しないと、メイク崩れを起こしてしまう」と米メディアByrdieにコメントし、とくにパウダーチークなどはサラサラしているため、擦れるだけで簡単に落ちてしまうという。
チークは“ダブル使い”で密着度UP!
そんな時間が経つと落ちてしまうチークを、出来るだけ長くキープするためにプロが実践しているテクニックというのが、クリーム&パウダーの「ダブル使い」!
女優のマーゴット・ロビーやケイト・ボズワースなど、多くのセレブを手掛ける一流メイクアップアーティストのパティ・ダブロフによると、しっとりしたクリームとサラサラしたパウダーの両方を使うことでそれぞれの良さが発揮され、チークが肌にピタッと密着。夕方まで崩れにくく、しかもよりキレイに仕上がるという。
崩れないチークの作り方
チークを重ねづけする時のポイントは、ずばりメイクの順番。パティは、「ファンデーションが終わったら、頬の最も高い部分にクリームチークを塗って」と、先にクリームチークを仕込むことでみずみずしい血色感をプラス。
次にパティは、「その間に残りのメイクを完成させて、軽くルースパウダーをはたいたら、最後にメイクブラシでパウダーチークを塗って」とアドバイス。ふんわりした発色のパウダーチークを最後に使うことで、顔全体のバランスを見ながらチークの量を調整できるという。
このような順番でチークを重ねづけすることで、キープ力がグッとアップ。ナチュラルで美しい血色感を保つことができるそう。そのため、長時間行なわれる「レッドカーペット・ルック」などにも重宝しているテクニックだとパティは明かしている。
良いことづくしのチークのダブル使い。夕方になるとチークが落ちて困っている人は、ぜひプロのアドバイスを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)