※この記事には『SUITS/スーツ』シーズン7のネタバレが含まれます。
待望のスピンオフ『SUITS:ジェシカ・ピアソン』が日本上陸!
凄腕弁護⼠ハーヴィー・スペクターや天才⻘年マイク・ロスら魅力的なキャラクターたちがニューヨークの法曹界を舞台にクール&スタイリッシュに活躍するリーガルドラマ『SUITS/スーツ』。
全世界で大ヒットを記録し、日本や韓国でもリメイクされた同作は、放送元である米USAネットワーク史上最長の8年以上にわたって全134話が放送され、2019年9月に完結したシーズン9をもって幕を下ろした現在も、多くのファンたちに愛され続けている。
そんな『SUITS/スーツ』で、ひときわ輝きを放った女性キャラクターの1人が、ハーヴィーやマイクをはじめとする、ひとクセもふたクセもある個性派ぞろいのピアソン・スペクター法律事務所を所長としてまとめていた女ボスのジェシカ・ピアソン。
彼女を主役に迎え、“もうひとつのスーツ”として誕生したシリーズ初のスピンオフ作『SUITS:ジェシカ・ピアソン』が2020年2月1日よりU-NEXTで日本独占・見放題で配信がスタートする。
“もうひとつの『SUITS/ スーツ』”
主役のひとりであるマイク役のパトリック・J・アダムスと、イギリス王室のヘンリー王子との結婚で女優業を引退したレイチェル・ゼイン役のメーガン・マークル(現メーガン妃)がシリーズを去ったことでも話題となった『SUITS/スーツ』シーズン7の最終話から枝分かれして続くアナザーストーリーとなる同作。
ある事件をきっかけに弁護⼠資格を剥奪されたジェシカの再出発を描いたこの物語では、ジェシカが法廷から政界へと活躍の場を移し、困窮するシカゴ市⺠を救うため、腐敗した権⼒に⽴ち向かう。
よりディープで現実的、そしてスリリングに進化した新たなストーリーが描かれる『SUITS:ジェシカ・ピアソン』は、本家『SUITS/スーツ』とはどう違う? ファン必見のスピンオフの見どころや魅力にフォーカス!
<『SUITS:ピアソン』のあらすじ>
『SUITS/スーツ』シーズン7で、ハーヴィーとともにシカゴで住宅訴訟の件に挑んだジェシカ。市が取り壊しを決めた低所得者向けの公営住宅の住民が原告となり、シカゴ市と市が委託する開発業者を相手取ったこの訴訟で、様々な妨害にあったジェシカは、相手の策略にはまり、結果としてシカゴでの弁護⼠資格を失ってしまう。
しかし、敵対していたシカゴ市長は、ジェシカの経歴と手腕を高く評価しており、自身の右腕として働いて欲しいとジェシカに異例の打診。悩んだあげく、フィクサーとして政界に足を踏み入れることで、愛する家族や困窮する市⺠を守ろうと、市⻑のオファーを受けることを決意したジェシカだが、その思いとは裏腹に周囲からは反感を買ってしまう…。
さらに、その背後では様々な人間たちの思惑が複雑に絡み合い、ドロドロの権⼒争いが渦巻いていた。果たしてジェシカは逆境を乗り越え、家族と市⺠を守ることができるのか――。
未知の領域でかなり「アウェイ」な立場に…
『SUITS/スーツ』では、ピアソン・スペクター法律事務所の所長として、ときに厳しく、そしてときに温かく、まるで“肝っ玉母さん”のようにハーヴィーやマイクら所員たちを指導する立場だったジェシカ。
しかし、政界進出への新たな決意を胸に意気揚々と出向いた市長のオフィスでは、早速、壁にぶち当たることに。
慣れない政治の世界での仕事に戸惑いを覚えながらも、冷静に対処しようとするジェシカに対し、シカゴ流の流儀を重んじる周囲は彼女を完全によそ者扱い。
パチンと指を弾けば、まるで魔法のように誰もが意のままに奔走してくれたニューヨークでの弁護士時代とは違い、新天地では、自身のボスとなったシカゴ市長はもちろん、周囲のスタッフたちとも一から信頼関係を築き、彼女なりの仕事の進め方を構築していかなくてはならない。
自分を敵視する人々に囲まれながら、持ち前の反骨精神を発揮して奮闘するジェシカだが、それがさらなる問題を引き起こしてしまうことも…。まさに「アウェイ(逆境)」な環境でジェシカはどう起死回生を図る?
舞台は華やかなニューヨークから野望渦巻くシカゴへ
大都市ニューヨークを拠点に、終始明るくキラキラとしたトーンで意欲に燃える弁護士たちの痛快サクセスストーリーを描いた『SUITS/スーツ』。しかし、舞台をシカゴへと移した『SUITS:ジェシカ・ピアソン』では、本家のテンポの良さはそのままに、よりシリアスなトーンで、野望を持って政界で生きる人々のリアルな物語が描かれる。
シカゴが新たな物語の舞台として選ばれた背景には、政治というテーマを通して、アメリカという国が抱えている社会問題についてより深く掘り下げたいという制作陣の思いが。
「1%と呼ばれる富裕層たちのトラブルを取り扱うことが多かった『SUITS/スーツ』とは対照的に、スピンオフではより生々しく現実的な物語を描きたかった」と米Entertainment Weeklyに語ったショーランナーのダニエル・アーキンは、シカゴを舞台に、アメリカの都市部に蔓延する人種差別や貧富の差、ホームレスや住宅事情、移民問題といった深刻な問題に関する描写や対比を取り入れたことも明かしている。
ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ全米第3位の人口を誇るシカゴは、ビジネスの中心である一方で、犯罪率が高いのが有名で、その数字は、なんと全米平均の4倍とも言われる。
そういった背景から『SUITS:ジェシカ・ピアソン』では、政治を取り巻く殺人事件も発生!? つねに冷静沈着なジェシカが、正義感と守るべき人たちへの愛を胸に、次々と起こるトラブルにどう対処していくのかにも注目!
さらに、映像の構成に冒頭で重要シーンを提示し、クライマックス付近でその意味が明かされる“フラッシュ・フォワード”と呼ばれる方法が使われたり、あえて夜の屋外シーンを増やすなど、撮影や編集技法でも、本作独自の雰囲気を盛り上げる工夫が採用された。
『SUITS:ジェシカ・ピアソン』誕生秘話
主演ジーナ・トーレスがジェシカを再演しようと決めた理由
映画『マトリックス』シリーズやドラマ『24 -TWENTY FOUR-』といった大ヒット作への出演を経て、『SUITS/スーツ』のジェシカ役を演じた実力派俳優のジーナ・トーレス。
『SUITS/スーツ』のファンならば、ご存知の人も多いとは思うが、彼女が同シリーズを去ったのは、シーズン6の途中でのこと。スピンオフである『SUITS:ジェシカ・ピアソン』の撮影開始までには、じつに3年あまりのブランクがあり、ジーナ自身、当初は「“ジェシカ”としての仕事は終わった」と感じていたという。
しかし、そんなジーナを「もう一度ジェシカを演じてみたい」と駆り立てた出来事が。
それは、ドナルド・トランプ大統領が選出された2016年のアメリカ大統領選挙。この選挙を取り巻く政治家たちやそれを支える人々の姿に影響を受けたジーナは、ぜひ政界を舞台に活躍するジェシカを見てみたいと、自ら『SUITS/スーツ』のクリエイターたちにスピンオフドラマの企画を持ちかけた。
ジェシカというキャラクターの根強い人気とジーナが持ち込んだ企画にGOサインを出した制作陣は、ジェシカを制作総指揮の1人として迎え、『SUITS:ジェシカ・ピアソン』の制作に踏み切った。
「このショーは、『SUITS/スーツ』の続編でもなければ、ジュニア(後継者)でもない。ジェシカというしっかりとキャラが立ったキャラクターは、新しく魅力的な場所で独り立ちできる。もちろん『SUITS/スーツ』の視聴者たちには絶対に見て欲しいけど、新しい視聴者にも見てもらいたい。もしもオリジナル作品のファンじゃなくても、『SUITS:ジェシカ・ピアソン』のファンにはなれる」—ジーナ・トーレス、米Varietyに語って
“完全無欠のキャリアウーマン”ジェシカの「真の姿」が描かれる
「#Me Too」や「#Time’s Up」といったセクハラ撲滅運動をはじめ、⼥性の地位や権利向上に注目が集まるなか、昨今、『グッド・ワイフ』、『ハウス・オブ・カード』、 『マダム・セクレタリー』といった、強くて賢いヒロインが法曹界や政界を舞台に活躍するドラマが次々にヒット。
本作のジェシカ・ピアソンもその流れを受け継ぐキャラクターで、弁護⼠時代に培ってきた交渉⼒や類稀なる策士ぶりを発揮して、男性主導のシカゴ政界におけるドロドロの権⼒争いを毅然と渡り歩いていく。
『SUITS/スーツ』でも、非の打ち所がないバリバリの“キャリアウーマン”として一目置かれる存在だったジェシカだが、じつは、プライベートでは家族との間にわだかまりを抱えたまま。
そんな理由もあり、ジェシカは、もっと家族との時間を大切にしようと、弁護士として超多忙な日々を送っていたニューヨークの競争社会とは距離を置いて、昔親しんだシカゴに移り住むことを決めた。
スピンオフでは、ジェシカの叔母や従姉妹やその子供たちといった家族が物語に深くかかわっていくことで、ジェシカの内面や人情味、優しさといった、これまではあまり見たことのない素顔が明らかに。くわえて、家族との絆や新たなキャラクターとの人間関係を経て、女性として、人として成長する彼女の姿にも胸を打たれる。
さらに、いつも仕事を優先しがちなジェシカを献身的に支える恋人ジェフ・マローンとの恋愛がどんな方向に進むのかも気になるところ。
本家『SUITS/スーツ』に負けない個性豊かなキャラクターたち
作品全体のムードはガラリと一変するものの、スタイリッシュな音楽にあわせてテンポよく進むストーリーや個性的なキャラクター同⼠の絶妙なセリフの掛け合いなど、スピンオフにも『SUITS/スーツ』の世界観を感じさせる要素は健在。
もとは敵対関係でありながらジェシカをスカウトしたシカゴ市長や、彼の周囲で働くアクの強いスタッフたち、ジェシカとは微妙な距離を保っている家族といった、それぞれに悩みや問題を抱えたキャラクターたちが、ジェシカを翻弄し、そしてときにジェシカに翻弄されながら、複雑な人間関係を織り成していく。
<シカゴ市役所で働くスタッフたち>
ボビー・ノヴァク/シカゴ市長
(演:モーガン・スペクター)
『SUITS/スーツ』シーズン7にゲスト出演し、公営住宅を巡る訴訟でジェシカやハーヴィーと敵対しながらも、ジェシカの器量と手腕を見込んでフィクサーとして自分を支えて欲しいと彼女に打診。野心に満ちた性格で大規模な都市開発を進めながら、病を抱える妻と愛人のケリーとの間で揺れている。
ケリー・アレン/弁護士
(演:ベサニー・ジョイ・レンツ)
非公式にノヴァク市長の右腕的存在を務めると同時に、彼の愛人でもあるシカゴ市法務官。ジェシカが弁護士資格をはく奪されるきっかけをつくった張本人であり、ジェシカに対して敵意を剥き出しにするが…。
ニック・ダマト/市長のボディーガード兼運転手
(演:サイモン・カシアニデス)
ノヴァク市長の異父兄で運転手兼ボディーガードを務める、どこか影のある警察官。
デリック・メイズ/広報官
(演:イーライ・ゴリー)
市長の広報官を務める若き元ジャーナリスト。ジェシカのことは尊敬している。
ヨリ・カスティージョ/アシスタント
(演:イザベル・アライザ)
気が強く、ちょっとお節介なジェシカのアシスタント。口が達者で不要な事ばかりするが、憎めない性格。
<ジェシカの家族>
アンジェラ・コック/ジェシカの従姉妹
(演:シャンテル・ライリー)
リッチなキャリアウーマンのジェシカにコンプレックスを抱く従姉妹。看護助手として働きながら2人の息子を育てるシングルマザー。
リリアン・コック/ジェシカの叔母
(演:ジュアニータ・ジェニングス)
アンジェラの母。低所得者向けの公営住宅にアンジェラたちと暮らしている。『SUITS/スーツ』シーズン7で描かれたシカゴ市との訴訟の原告の1人となったが、ジェシカは、やむなく訴訟から手を引くことを決断したため、リリアンに負い目を感じている。
『SUITS/スーツ』のキャストも出演!
『SUITS/スーツ』の制作陣が再集結したスピンオフには、本家の主人公の1人、ハーヴィー・スペクターを演じたガブリエル・マクトと、クセの強めな性格ながら隠れファンが多いルイス・リットを演じたリック・ホフマンがゲスト出演。
ハーヴィ―役のガブリエルは、『SUITS:ジェシカ・ピアソン』への出演について、「ハーヴィーがスピンオフの世界観にハマるかは分からないけど、良いと思う。たくさんの『SUITS/スーツ』ファンがスピンオフを観てくれて、ハーヴィーが登場して、いくつかの問題を解決することを熱望してくれるなら、それは素晴らしいことだよね」」とスピンオフの放送開始前に米TV Lineに意欲的に語っていたが、ハーヴィーやリックがシカゴを舞台としたジェシカの物語にどう絡んでくるのか、出演シーンに期待!
より進化した極上“キャリ女”ファッションも必見!
『SUITS/スーツ』では、「さすがニューヨークの一流弁護士」といったエレガントかつクールなビジネスファッションに定評があり、働く女性たちのお手本にもされてきたジェシカ。
身長178㎝とスーパーモデル顔負けのスタイルのジーナ演じるジェシカが着こなす、洗練された中にもゴージャスで華やかさがあるコーディネートは、スピンオフでさらにパワーアップ。
本家『SUITS/スーツ』でメンズたちがよく着用していたことでも知られるトム・フォードやバーバリーのほか、クリスチャン・ディオールやフェンディ、デレク・ラムといった有名ブランドのアイテムをふんだんに取り入れたお仕事ウェアに、足元は女性の憧れであるクリスチャン・ルブタンのハイヒールで仕上げたジェシカの極上の"キャリ女(キャリア女子)ファッション”は見ていて気分がアガる&引き締まる!
◆◆フロントロウ独占!◆◆
ジェシカの“キャリ女”ファッションを先行公開!
『SUITS:ジェシカ・ピアソン』でジェシカが披露しているスタイリッシュでクールな“キャリ女”コーデをひと足先にフロントロウが日本独占でチラ見せ! 豪華すぎるラインナップの着用ブランドも紹介。
<Look1>
<着用ブランド>
【ジャケット】デレク・ラム(Derek Lam)
【スカート】クリスチャン・ディオール(Christian Dior)
【シューズ】クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)
【ジュエリー】ジョアンナ・トレル(Johanna Torell)
<Look2>
<着用ブランド>
【ジャケット】ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)
【スカート】フェンディ(Fendi)
【シューズ】クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)
【イヤリング】ジョアンナ・トレル(Johanna Torell)
<Look3>
<着用ブランド>
【ジャケット&スカート】クリスチャン・ディオール(Christian Dior)
【イヤリング】ジョアンナ・トレル(Johanna Torell)
さらに、ジェシカが家族や恋人と過ごすオフの日に見せる、レアなカジュアルスコーデや、ケリーやヨリの、ジェシカとは違うテイストのオフィスファッションもチェックしたい。
『SUITS/スーツ』とはまったく異なる世界観や物語を描きながらも、ファンたちが愛してやまないオリジナル作のエッセンスをところどころに感じることができる『SUITS:ジェシカ・ピアソン』。
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*GEM Partners株式会社調べ(2019年11月時点)。
さらに、最新作のシーズン8もU-NEXTで好評配信中**。DVDも好評レンタル&発売中なのでそちらもチェック!
U-NEXTの海外ドラマ最新情報はこちら→@unext_kaidora
**シーズン8は見放題プランには含まれず、TVODでの配信となります。
Photo:ゲッティーイメージズ, 2018 Universal Cable Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.,UNIVERSAL CABLE PRODUCTIONS / Album/Newscom
(フロントロウ編集部)
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