荒れた唇はリップメイクの大敵
唇が乾燥で荒れていると、口紅が均一にならず上手に塗れないもの。かと言って、オシャレなリップが続々と登場する今、唇が整うのをのんびり待ってはいられない。

そこで、唇がガサガサと乾燥してしまったときに使える、プロが教えるリップメイクを楽しむためのテクニックを紹介。
テクニック1:リップメイクの前に唇をスクラブ
メイクアップ・アーティストのガブリエル・アルモドバルは、表面が硬くなってガサガサと乾燥してしまった唇には、リップを塗る前にスクラブでケアする方法をオススメ。

ガブリエルは「シュガーベースの角質ケアコスメを使って」と米メディアMakeupにコメント。スクラブのなかでも、シュガーベースのものは保湿効果があるのでオススメだそう。
また、固くなった部分を取り除くだけではなく、ガブリエルは「そのあとはオイルベースのリップモイスチャライザーで唇にうるおいを与えて」と、固い皮膚をオフしたあとは、しっかり保湿ケアも行うようにアドバイスしている。
テクニック2:ひと晩で整える唇パック
日中リップクリームでケアしていても、寝ている間はどう? ガブリエルによると、乾燥した唇を整えるには、寝ている間に唇のパックケアをするように、しっかりリップクリームを塗ってから寝る方法も良いという。

オススメのリップクリームは、濃密にうるおいを与えるタイプ。唇にしっかりと密着して朝までリップクリームが落ちないようなこってりしたものを使い、ひと晩しっかりケアをしながら熟睡。
寝ている間は、飲食や会話で口元を使うことがないうえ、肌のリカバリータイムでもあるので、この時間にしっかりケアするのは唇にも有効。ガブリエルいわく、この方法をすることで翌朝には口紅を塗れる状態にまで整うこともあるそう。
テクニック3:クリーミーに仕上がる口紅を選ぶ
荒れた唇でもキレイに口紅を塗りたい場合は、どんなタイプの口紅を選ぶかも重要。ガブリエルがオススメするのは、クリーミーなテクスチャーのリップ。

ガブリエルは、「クリーミーな口紅が理想的。なぜなら、クリーミーなリップにはたくさん油分が含まれているから」とコメント。唇に含まれている油分で唇のさらなる乾燥を防ぐことができるうえ、とろっとした質感の口紅なら、唇のガサガサとしていても表面全体に均一に塗りやすい。
逆に、マットなタイプのリップは、唇が乾燥する傾向があるため、荒れているときは避けたほうがいいとアドバイスしている。
プロのテクニックを参考に、もっとリップメイクを楽しんでみては。(フロントロウ編集部)