ビリーのファッションが注目の的
米時間1月26日に開催されたグラミー賞授賞式で、主要4部門を総なめにし、計5部門で受賞したシンガーのビリー・アイリッシュ。その音楽性もさることながら、ビリーはファッションセンスでも注目の的。
ユニークなファッションは、ビリーが人気な理由のひとつだけれど、それが思わぬ方向でトラブルを巻き起こしているという。
“なりきり”にビリーが大迷惑
ビリーのトレードマークといえば、黒髪に根本がグリーンに染まったヘアスタイルやダボっとしたオーバーサイズの洋服、公式のロゴBLOHSHがプリントされたビーニーなど。
そんななか続出する、ビリーのように着飾って“ビリーになりきる”人たちに本人は迷惑しているといい、インスタグラムのストーリー機能を使って注意を呼びかけた。
「これをするのはやめて。みんなにとって安全じゃないし、なにも知らない人に対して失礼だよ」
ビリーは、自身をまねてネオングリーンのアイテムを取り入れ、髪の根本を緑に染め、カメラから目をそらすようにサングラスで顔を隠す女性の写真を公開して念押し。
さらにビリーは、YouTube上に大量に投稿されている“ビリーもなりきって外出し、人にドッキリをする”といった趣旨の動画をスクリーンショットして、「お願いだからやめて」とコメント。
ファッションブランドBershkaなどととのコラボアイテムや、自身も着用する公式アイテムなどを販売しているビリーは、ファンも同じように自分のようなファッションを楽しむことには大歓迎。しかし、それを利用して自身のフリをして人を困惑させたり、誰かの安全が脅かされたりすることは許せないと明かした。
そして、最後には「この格好で外に出て、私のフリをするのって本当に敬意がないよね(笑)」と、自身になりきる人のファッションセンスを冗談交じりにチクリ。全世界から注目を集める人気者ゆえの悩みに対して、ジョークを交えながらお願いした。
(フロントロウ編集部)