息子の顔を明かさない理由
インスタグラムのフォロワー数が1千万人を突破しているモデル兼俳優のロージー・ハンティントン・ホワイトリーが、息子の顔を絶対にSNS上で公開しないことに決めている理由を明かした。
映画『ワイルド・スピード/スーパー・コンボ』で主演を務めた俳優のジェイソン・ステイサムとの間に2歳の長男ジャック君がいるロージー。
トップモデルとして活躍するかたわら、映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』といった話題作に役者として出演し、現在では、自身のセンスや知識を活かして、ファッションブランドやコスメブランドのプロデュースも手がけるやり手ビジネスウーマンでもある。
そんな彼女にとってツイッターやインスタグラムといったSNSは、恰好のビジネスツールの1つ。新商品やおすすめのアイテムのPRはもちろん、インフルエンサーとしてオシャレなライフスタイルを提案するのにも活用している。
ハリウッドでは、我が子が生まれた出産報告の時点で子供の顔を世間に公開するセレブも多いが、ロージーはこれまで、ジャック君の後ろ姿や横顔などの写真や動画をインスタグラムに投稿したことはあったものの、顔の造形がわかるような写真などは公開したことが無い。
その理由について、ロージーは、米Peopleとのインタビューでこんな風に明かした。
「息子にはできるだけ、普通の子供として育って欲しいの。私たち両親が仕事としてやっていることを観て欲しいとは思うけど、私も夫も、家に帰れば普通の親で、家族としての時間を大切にしてる。
インターネット上にアップされたものは、永遠に残るわ。ジャックは、将来、大きくなったら、お医者さんや弁護士、事務弁護士、建築家になりたいと言い出すかもしれない。そんなときに、もし自分の顔がネット上に出回っているとしたら、嫌な思いをするかもしれないでしょ。私たち家族は、プライベートな時間を公にすることには興味はないの」
どんなに自分たちが有名で、人前に立つ仕事をしていても、ジャック君には関係なく、将来彼が大人になり、キャリアを築く上で不都合がないようにという思いから、ジャック君の顔をネット上で晒すのはやめようと決めているというロージー。
確かに幼い子供の場合、SNS上での写真や動画の公開は、親の一存で行なわれることが多い。さらに個人情報を公開することで、子供の身を危険に晒す可能性も潜んでいることから、一般家庭でもポリシーはさまざま。
成長記録として子供の姿を公開したい場合には、リアルで付き合いのある親族や友人だけにしか見ることができない設定にするなど、やはり子供の安全やプライバシーを尊重するためにも、ある程度の配慮は必要となる。(フロントロウ編集部)