透明感あるトレンドの「ハイトーンカラー」にチャレンジする前に、できるだけ髪を傷めず、キレイに長持ちさせるために知っておきたい2つのポイントを紹介。セレブも手掛ける海外のヘアスタイリストがその内容を明かした。(フロントロウ編集部)

セレブにも大人気のハイトーンカラー!

 人気モデルのヘイリー・ビーバーやシンガーのビリー・アイリッシュなど、多くのセレブが挑戦しているハイトーンのヘアカラー。近年では定番の明るいブロンドヘアに加え、キュートなピンクや透明感あるブルーなど、個性的なパステル系ヘアカラーも人気を集めている。

画像: 左からヘイリー・ビーバー、カイリー・ジェンナー、ビリー・アイリッシュ

左からヘイリー・ビーバー、カイリー・ジェンナー、ビリー・アイリッシュ

 そんな憧れのハイトーンカラーだけれど、思い切ってイメチェンをする前におさえておきたいのが、「髪へのダメージ」。せっかくの美しい髪色なのに、髪がチリチリになってしまっては、もったいない!

 そこで今回は、ニューヨークのヘアサロンで活動するヘアカラーのスペシャリスト、マディソン・レイ・ギャレットが、ハイトーンカラーに挑戦する前に知っておきたい、髪のダメージを軽減する2つのポイントを米メディアByrdieで紹介。これから髪を明るくしたい人は必見。

ポイント1.ブリーチはプロに任せる

 ハイトーンカラーに挑戦するうえで、避けて通れないのが「ブリーチ」。とくに地毛が暗い人は、希望のヘアカラーをキレイに発色させるために、一度ブリーチで髪を脱色することが多い。

 しかし、ご存じの通りサロンでのブリーチは、コストも時間もかかる。手軽に済ませたいからと、市販のブリーチ剤で済ませちゃう人もいると思うけれど、マディソンによると、これはNG。

画像1: ポイント1.ブリーチはプロに任せる

 というのも、ブリーチは本来、髪質や傷み具合によって「どのように脱色していくのか」を綿密に計画をしなければならないもの。それを安易に自分でやってしまうと、加減がわからず髪だけがボロボロになって、結果的に希望のヘアカラーが入らないという失敗につながるという。

 またマディソンは、「とくに縮毛矯正やパーマなど、すでに他にも髪に科学的な性質変化を加えている人は(セルフでブリーチをするのを)避けるべき」と話し、髪を傷めないためにもブリーチなどの下準備はプロに任せたほうが良いとアドバイスした。

画像2: ポイント1.ブリーチはプロに任せる

 コストをなるべく抑えたい場合は、ブリーチではなく、後から入れるヘアカラーをセルフで行なうのがオススメ。ヘアカラーなら、ブリーチほど髪の痛みが深刻化することはないとマディソンは言う。

ポイント2.カラー後のヘアケアが重要

 次におさえておきたいポイントが、カラー後の「ヘアケア」。ハイトーンカラーのキレイな発色や色持ちは、基本的にヘアケアによって左右されるそう。

画像1: ポイント2.カラー後のヘアケアが重要

 マディソンは、「とくにブリーチで髪を脱色した髪は、質感が変わったり、柔らかくなったりすることがある」と話し、傷んだ髪を補修するためには、「定期的にディープトリートメントやヘアマスクをして」と髪にツヤを出すためにも、今まで以上にヘアケアをする必要があるとコメント。

画像2: ポイント2.カラー後のヘアケアが重要

 また、ハイトーンカラー特有の色落ちについては、「色素を補う青や紫シャンプーを使ってみて。黄みや赤みを抑えて、キレイな発色を助けてくれる」と話し、さらに色持ちを良くするために、「シャワーの温度にも気をつけること。お湯が熱すぎると、せっかく入った色素が落ちやすくなるから、なるべくぬるめの温度にするのがベスト」とも明かしている。

 透け感たっぷりのオシャレなハイトーンカラー。髪を明るくする際は、なるべくダメージを与えないためにも、プロのアドバイスを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

 

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