プロ直伝!肌についたヘアカラー剤を落とす方法
美容院にわざわざ行かなくても、手軽にイメチェンできる市販のヘアカラー剤。自宅でいつでも簡単に染められるのが魅力だけれど、セルフで染めたことがある人ならご存じの通り、ヘアカラー剤はいったん肌につくと、なかなか落ちづらいもの。
ゴシゴシこすっても、メイク落としを使っても落ちないという人に朗報! セレブを手掛ける有名ヘアスタイリストたちが、肌について落ちない頑固なヘアカラー剤を落とす意外な方法を米メディアOprahmagで紹介した。
落とし方1.ヘアカラー剤
プロのヘアスタイリストたちが、こぞって行なっている裏ワザというのが、なんとヘアカラー剤を重ね塗りすること! なんだか直感に反しているように思えるけれど、意外にも効果テキメンだとセレブヘアスタイリストのポール・ラブレックは言う。
同じくヘアスタイリストのフェ・ノリスは、具体的な方法について「(ヘアカラーを塗り終わったら)水で髪を洗い流す前に、髪の生え際などヘアカラーがこびりついた場所に、もう一度ヘアカラーを塗って、円を描くように素早く乳化させること。その後、全体を水で洗い流して」と驚きの裏ワザを明かした。
フェいわくポイントは、とにかく素早く行なうこと。時間が経過してヘアカラー剤が乾いてしまうと、余計に肌にこびりついてしまうという。
落とし方2.オイル
次に、セレブ御用達ヘアスタイリストのミシェル・クリーブランドがオススメする方法は、オイル。「私たちの体の中にある天然オイルが、肌についたヘアカラー剤の放出を助けてくれる」と話し、その働きを促すためには、ベビーオイル、ココナッツオイル、オリーブオイルなどを使うのが良いそう。
使い方もとってもカンタン。汚れた部分に少量オイルを塗布し、円を描くようにやさしくこするだけ。染料が浮き上がってきたら、濡れたタオルでキレイに拭き取って出来上がり。ワセリンや軟膏でも代用できるという。
肌につくのを予防する方法
自宅で頻繁にヘアカラー剤を使用するという人は、事前に準備して予防するのもひとつの手。
予防の仕方についてフェは、「髪の生え際や耳の周りにバリアクリーム (ワセリン、シアバターローション、ラノリン、ココナッツオイルなど) を塗ると、肌につきにくくなるよ」とアドバイス。ただし、髪にクリームがつけてしまうと染めムラの原因になるため、塗る時は注意して。
ちなみにネイル用の除光液や衣服用の漂白剤を使うと落ちるという人もいるけれど、肌を傷めるだけなので絶対にやらないように。もしどうしても落ちない場合は、近くの美容師に相談してみるのもオススメ。(フロントロウ編集部)