ブラッド・ピット、待望の初オスカー!
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブラッド・ピットが、第92回アカデミー賞で助演男優賞を受賞!
今年はゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞など、各賞で軒並み賞を総なめにしているブラッドだけれど、米国アカデミー賞で俳優としてオスカーを持ち帰るのは、なんと初!
2014年に『それでも夜は明ける』が作品賞に選ばれたことで、プロデューサーとしてオスカーを受賞している。
ハリウッドで30年以上にわたり活躍するブラッドにとって、待望のオスカー受賞。そんな記念すべき受賞の喜びをブラッドが最初に「あの人」と分かち合った様子に、映画ファンが感動している。
それは、もちろん『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で共演したレオナルド・ディカプリオ。
レオナルド自身も、2015年に『レヴェナント: 蘇えりし者』によって主演男優賞を受賞するまで、4度のノミネートを経験しながらもオスカーを逃してきた。そんなレオナルドとブラッドがハグし、お互いにポンポンと背中を叩く姿は感動もの。
The #Oscars for the best bromance goes to.... https://t.co/vwYTjM4KoL pic.twitter.com/D6G1ATwydh
— Variety (@Variety) February 10, 2020
「レオ、僕はいつでも君に便乗していくぜ」
ブラッドは受賞スピーチでも、自分の成功はレオナルドあってこそだと言わんばかりのコメントを残した。
スピーチでブラッド節は続く
また、クエンティン・タランティーノ監督や、現場で俳優たちを支えたスタント・コーディネーター/スタントマンたちにも感謝を贈ったブラッドは、政治面で揺れるアメリカについても言及。
「タランティーノは、(アメリカのトランプ政権についての)映画をやるんじゃないかって考えてるんだよ。最後には、大人たちは正しいことをするよな」
そう語り、社会に力を持つ大人の姿勢や態度に呼びかけたブラッド。
アカデミー賞でもブラッド節を見せた彼は、最後に、「これは、僕がする全てのことを色づけてくれる子供たちのものです。心から愛しているよ」と、自身の子供たちへの愛を溢れさせた。(フロントロウ編集部)