逆に老けて見えるNGメイク
コンシーラーは、疲れた印象を与える「クマ」や、乾燥による目元の「小ジワ」を隠すのに便利なアイテム。しかし、良かれと思って塗ったコンシーラーが白浮きしたり、小ジワの溝に入り込んで逆にシワを目立たせたりと、なかなか苦労が絶えないもの…。
人気セレブのセレーナ・ゴメスなどを担当するメイクアップアーティストのメリッサ・マーディックによると、目元のコンシーラーが失敗するおもな原因は、ずばり塗りすぎ。
メリッサは、「メイク動画でもよく見かけるけれど、多くの女の子がコンシーラーをべったり塗りすぎている」と話し、塗りすぎたコンシーラーには何のメリットもないと自身のWebサイトThe Pretty Fixでコメント。
クマ、シワを目立なくするには?
では、気になる目元のクマやシワを目立たなくするにはどうすべきか。メリッサいわく、ポイントは「適切な量」と「適切な位置」にコンシーラーを塗ること。
見た目年齢を若く見せる、目元コンシーラーの塗り方をステップごとに丁寧に紹介した。
ステップ1.アイクリームは少量でOK
皮膚が薄く、乾燥しやすい目元まわりのメイクをする前に始めたいのが、保湿クリームやアイクリームを塗ること。でも、塗る量には注意して。「(クリームを)塗りすぎるとコンシーラーが滑っちゃうからね」と、クリームの量は指先にちょこんと乗る程度でOKとメリッサは言う。
ステップ2.ファンデーションは塗らない
意外に思うかもしれないけれど、メリッサいわく目の下にファンデーションを塗る必要はないという。その理由について「クリームと同様にコンシーラーがヨレる原因になるし、正直塗らなくてもコンシーラーで充分カバーできるから問題ないわ」と明かしている。
ステップ3.コンシーラーは部分塗りがカギ
次にお待ちかね、コンシーラーの出番。スティックやクリームなど様々なタイプのコンシーラーがあるけれど、メリッサがオススメするコンシーラーは「リキッドタイプ」。薄づきなのにしっかりカバー力もあるため、ヨレやすい目元のコンシーラーにぴったりだと勧めている。
コンシーラーの塗り方については、べったり塗らないことが鉄則。「初めに目の下の内側、一番くすんで見える部分に塗り、あとは目尻にかけて3カ所ほドット塗りすれば大丈夫」と話し、次にコンシーラーブラシで叩くように馴染ませていく。もう少しカバー力が欲しい場合は、薄く重ねていくのが良いそう。
ステップ4.最後はルースパウダーで仕上げ
コンシーラー同様、仕上げのパウダーも塗りすぎが起こりやすいパート。「塗りすぎると粉を吹いちゃうから気をつけて」と話し、パウダーの量は“ちょっと少ないかな?”ぐらいがちょうどいいとのこと。ブラシかメイクスポンジにルースパウダーをつけたら、目の下に押し付けるように馴染ませて完成!
ほんの少しの工夫を加えるだけで、見た目年齢はガラリと変えることが出来ると話すメリッサ。プロのテクニックをマスターして、明るく若々しい目元を手に入れてみて。(フロントロウ編集部)