新型コロナウイルスでイベント中止
最初に感染者が出た中国湖北省武漢市を中心に、中国本土だけでなく日本でもすでに50人以上が発症している新型コロナウイルス。その影響もあってか、感染拡大を防ぐために世界各地では多くの人が集まるイベントが次々と延期や中止となっている。
そのため現在中国では多くの映画館が閉鎖されており、映画『1917 命をかけた伝令』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、『ドクター・ドリトル』などの大作が続々と公開延期に。さらに4月には主演のダニエル・クレイグ、ナオミ・ハリス、脚本家のフィービー・ウォーラー・ブリッジらが参加する映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレミアが中国・北京で行なわれるはずたったが、新型コロナウイルスが原因で中止になったと英the Sunday Times of Londonが報道。もし4月までに映画館が再開しても、ダニエルナオミといった人気俳優たちが中国に行くことは出来ないだろう判断のもと中止となったよう。
ハリウッドにとって中国は重要なマーケットなため、新型コロナウイルスの影響は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の興行収入にも出ると見られている。
ちなみに新型コロナウイルスの影響は日本でもあり、カリードやストームジーといったミュージシャンが続々と来日公演を延期している。(フロンントロウ編集部)