リンク先のアドレスに不備
いまだにヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱騒動の余波を受けるイギリス王室が、またしてもあまり喜ばしくない理由で世間の注目を浴びてしまった。
つい先日、英王室の公式サイトがユーザーを「アダルトサイト」に誤って誘導するという、前代未聞のハプニングが発生。英Daily Mailによると、ヘンリー王子がパトロン(後援者)を務めるチャリティ「Dolen Cymru(ドレン・カムリ)」を紹介するページに記載されていた、同チャリティの公式サイトのリンクに不備があり、リンクをクリックすると中国のアダルトサイトに飛んでしまう不手際があったという。

エリザベス女王とフィリップ殿下。
問題の箇所はすぐに修正されたが、リンク先のアダルトサイトは、年齢確認といった未成年者の視聴を防ぐための閲覧制限が設けられておらず、誰でも性的な内容のコンテンツやライブ配信が見られる形態であったことがわかっている。ただし、現時点で今回の件に関するクレームや被害の報告はあがってきていない。
Dolen Cymruは、ヘンリー王子が2007年からパトロンとして支援しているチャリティで、アフリカ南部の国レソトと、ウェールズ地方に暮らす同国からの移民によるコミュニティのサポートを目的とした様々な活動を行なっている。関係者にとっては不本意な理由ではあるが、今回の騒動によってより多くの人たちにこのチャリティの存在が知れ渡ることとなった。(フロントロウ編集部)