ステージ3のガンの闘病中
2018年9月に人気アーティストのリアーナが手がけるランジェリーブランド、サヴェージXフェンティ(Savage x Fenty)のコレクションのランウェイを歩いた直後に出産し、大きな話題を集めたモデルのスリック・ウッズ(23)が、闘病中の“見られたくない姿”をあえてSNSに公開した。
坊主頭にすきっ歯がアイコニックなスリックは、2019年にガンの治療で行なわれることが多いキーモセラピー(化学療法)を受けていることをインスタグラムで公表し、のちに自身が皮膚ガンの一種である悪性黒色腫/メラノーマ(Melanoma)のステージ3だと診断されたことを告白した。
抗がん剤治療の副作用によって、脱毛や吐き気や貧血を起こし、気分がだるくなることがあるが、それ以上にスリックは、治療の副作用で発症するてんかんに苦しめられている。
発症のタイミングが読めないてんかんをすでに数回も経験しているスリックは、2019年末にもてんかんを発症させ、体がしびれてしまったことから車いす生活を送ったことや、真夜中に発症したてんかんが原因で生死の境をさまよい、一命を取り留めたこともあった。
しかしスリックは、ガンの闘病をしながらも、モデル活動は継続的に行い、俳優業にも挑戦してキャリアを築いている。さらには2歳の息子の子育てもするという、闘病中とは思えない底知れぬエネルギーで毎日を過ごすスリックだが、先日、再びてんかんが起きてしまった。
2月に入り、2週間連続でてんかんが発症したスリック。しかも今度の症状は、顔面が大きく晴れてしまう外傷的なもので、スリックが投稿した写真には、大きく腫れた唇と鼻の間に縫った痕があるようにも見える。
こうした写真を公開して闘病の大変さをリアルに伝えたスリックは、以前の投稿で「私を被害者みたいに扱わないで」と、病気だからと憐れんでほしくないと語り、これまでと変わらない対応をしてほしいとお願いした。(フロントロウ編集部)