1.フェイシャルの施術
フェイシャルエステの施術後にメイクをする場合は、もう一度考え直してみて。どんな優しい施術だったとしても、エステ後の顔は敏感でデリケート。メイクアップアーティストのロバート・グリーンは「(エステ後は)普段使っているコスメですら、刺激になる恐れがある」と忠告。

そもそも本来フェイシャルエステはキレイになるために行なうもの。かえって逆効果になるメイクはグッと我慢し、少しだけ肌にリラックスする時間を与えるのが効果的。ロバートは、「きっと数時間後には素晴らしい化粧ノリを発揮するから、だまされたと思ってやってみて」と明かした。
2.顔そり、脱毛
これもフェイシャルエステと同様に、脱毛後は肌が敏感でデリケートな状態のため、避けたほうがいいと話すロバート。とくに顔そり後やレーザー脱毛などは、顔にほてりや炎症を起こしている場合もあるため、その肌状態でメイクをするのはご法度。

しかし、レーザー脱毛後は紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止めやUVカット効果のある低刺激のコスメは使ってもいいとのこと。
3.運動をする
みなさんもご存じの通り、運動後は発汗作用と体温の上昇で顔中の毛穴が開く。メイクアップアーティストのアズラ・レッドは、「毛穴が開いた状態のままメイクをしてしまうと、ファンデーションやアイシャドウの細かな粒子が毛穴に入り込み、肌トラブルを引き起こす可能性がある」と指摘。

どうしてもメイクしなければいけない場合は、最小限に抑えることがポイント。メイクアップアーティストのジョー・ベイカーは、「肌荒れやシミが気になる場合は、刺激の少ないコンシーラーで軽くカバーして。あとはアイブロウを整え、リップバームを塗るだけ。ジムから出る場合はこの3つで充分」と米メディアByrdieでアドバイスした。
4.ネイルを塗る
どんな因果関係があるのと思われがちだけれど、単純にマニキュアは肌によくないもの。アズラは「充分に乾き切らない状態でメイクを行なうと、マニキュアが知らぬ間に口まわりや目元に付着する恐れがあるし、一度肌につくとなかなか取りづらい」とコメント。

それにできればデリケートな顔に除光液は使いたくないはず。リスクを負わないためにも、メイク前はできれば控えるのが得策だと専門家は話している。
美容の専門家が教えるメイク前のNG行動。もし無意識に行なっているものがあったら、美肌を維持するためにも気をつけたほうが良いかも。(フロントロウ編集部)