アリアナとの別れを悟った出来事
2018年6月にシンガーのアリアナ・グランデと交際期間わずか数週間で電撃婚約するも、その後、約4カ月ほどで婚約を解消し、破局したコメディ俳優のピート・デヴィッドソン。
現在は連絡を取り合うほどの仲では無いと言われているが、犬猿の関係ではないアリアナとの恋愛に関して、破局から1年と4カ月ほどが経った今、ピートが再び口を開いた。
ラッパーのシャーラメイン・ザ・ゴッドのYouTubeチャンネルで公開されたインタビューで、過去にロマンスのウワサが浮上したセレブたちとの関係についてめずらしく語ったピートは、アリアナとの関係についても言及。
アリアナが今年1月に行なわれたグラミー賞のパフォーマンスの最後に見せた、“指につけていた指輪を外してサイドテーブルに置かれたボックスに戻す”という、自身との婚約解消へのオマージュともとれる演出について話題を振られたピートは、「彼女はディスりの女王だと思う。それは理解してる。あれも彼女の仕事。彼女には音楽がある。僕にはジョークがあるけど、人々が彼女の音楽と同じように自分の仕事にも感銘を受けてくれたらいいなと願ってる」と、過去の痛手をアートの一部として昇華させるアリアナのプロ根性を独特の表現で褒め称えた。
さらに、アリアナとの破局や婚約破棄が、2人の婚約期間中に薬物の過剰摂取により急逝したアリアナの元恋人でラッパーのマック・ミラーの死に大きく影響を受けた結果であることを認めたピートは、マックの訃報に大きなショックを受け、憔悴しきっていた当時のアリアナの様子を振り返り、その時、彼女との関係に終わりが近づいていることを悟ったことを明かした。
「彼女は(マックの死によって受けたショックについて)僕に話していた。僕は、彼女に『聞いてくれ。わかったから、自分がすべきことをしてくれ。僕はそばにいるから』って言ったと思う。『君が僕にもうそばにいてほしくないって言うまで、そばにいるから』って」と、なんとか混乱するアリアナの力になろうとしたというピートだが、それからしばらくして、アリアナとの関係はもう終わりだと勘づいたそう。
「あれは本当に惨い出来事だった。僕には想像もできないくらい。僕が知っているのは、彼女がどれだけ彼のことを愛していたかってことだけ。彼女は(悲しみを)誇示していたわけでもなんでもない。あれは本当にめちゃくちゃな出来事だった」と、マックの存在がアリアナにとってどれほど大きいものだったかを思い知り、彼女との関係に限界を感じたというピートは、「彼の遺族と友人たちのために祈ってる」と改めてマックへの追悼の意を口にした。
アリアナ本人は、ピートとの破局・婚約解消について、2019年7月に公開された米VOGUEとのインタビューで、もともとマックとの失恋から立ち直るためにピートとの恋をスタートさせたことを明かしつつ、結婚するにはピートのことを“知らなさすぎた“と告白。勢いで婚約してしまったが、結果的には上手くいかなかったとオブラートに包んで説明していた。(フロントロウ編集部)