『ムーラン』の実写版が4月17日に公開
1998年に公開されたディズニーのアニメ映画『ムーラン』は、ディズニーの長編アニメ史上初めてアジア系女性を主人公とした映画で、これまでのディズニープリンセスとは違い逞しい異色のプリンセスとして多くの人から愛されてきた。
2020年には実写化されることが決定し、日本でも4月17日に公開されることが決定しているが、ムーランの守護龍であり相棒的役割を担った赤いドラゴンの「ムーシュ」が登場しないことや、アニメ版で劇中に歌われる楽曲「リフレクション」や「アイル・メイク・ア・マン・アウト・オブ・ユー」などを歌うシーンがないことから一部では不満の声が上がっており、どのような作品になるのかに注目が集まっている。
『ムーラン』の主題歌を歌うのは？
そんな何かと注目を浴びる『ムーラン』の主題歌とも言える「リフレクション」を実写版では「あのシンガー」が歌うことがわかった。実写版『ムーラン』で「リフレクション」を歌うのは、映画『バーレスク』に女優としても出演した人気シンガーのクリスティーナ・アギレラ。
アギレラは、子役時代にシンガーのブリトニー・スピアーズをはじめ、映画『ラ・ラ・ランド』の俳優ライアン・ゴズリングなどと一緒にディズニー・チャンネルの番組『ミッキー・マウス・クラブ』に出演していた元ディズニー・チャンネルのスター。その縁もあってか17歳の頃には、1998年に公開されたアニメ版『ムーラン』でも「リフレクション」を担当しており、今回実写版では約22年ぶりに同曲を歌うこととなる。
アギレラは「今年『ムーラン』の実写版が公開されるわ。絶対見に行って。『リフレクション』の新しいバージョンと映画のために新曲をレコーディングしたの。だから私は（『ムーラン』に関することに）取り組んでいるの」と、現在ラスベガスで行なわれている定期公演Xperienceで語り、新たに「リフレクション」をレコーディングし直したことを明かした。
アギレラは2019年に行なわれたディズニー公式ファンコミュニティイベントD23 Expoにサプライズ出演し、「リフレクション」を披露して、そのパワフルな歌声に拍手喝采を受けていた。パワーアップしたアギレラの「リフレクション」は、日本でも4月17日に公開される実写版『ムーラン』と共に期待が高まっている。（フロントロウ編集部）
Photo:WALT DISNEY PRODUCTIONS / Album/Newscom
