“プロ意識に欠ける”パフォーマンス
人気バンドのマルーン5が、チリで開催されたビニャ・デル・マール・インターナショナル・ソング・フェスティバルに参加。そこでのパフォーマンスが原因で大きな批判を浴びた。
テレビ中継されたフェスを見たファンによると、マルーン5のステージは予定していた時間より約15分ほど遅くスタートしたといい、そのうえボーカルであるアダム・レヴィーンのパフォーマンスは活気がなく、適当にこなしているようにも見えたという。また、会場にいた一部のファンによるブーイングにアダムがいらつきを見せた一幕もあったという声も。
そんな低評価のパフォーマンスはツイッターでも拡散し、「Maroon 5」「Adam Levine」のワードが長時間トレンド入りして炎上する事態に。
これを受けて、アダムがインスタグラムのストーリーズを更新。“プロ意識に欠ける”パフォーマンスを謝罪するとともに、自身の状況を説明した。
「コンサートの反応と、その時の状況について説明させてほしい。ご存知の通り、バンド活動をすると公演をたくさん行ないます。僕はものすごくコンサートが楽しみで情熱を注いでいる。そして最高の自分、最高のバンドを目指しているし、皆さんのためにも最高でありたい。パフォーマンスについても真剣に考えている。本当にそう思っているんだ。ただ、たまに真剣に考えすぎてしまうこともある。率直に言うと、昨夜は音響の問題で気になることがあった。それが引っかかってしまい、ステージ上でプロ意識に欠ける態度を取ってしまった。このことをお詫びします」
ファンに謝罪したアダムは、パフォーマンスにあたり「悩みごとはたくさんある。時に悩みごとをカバーできない時がある。それでみんなをがっかりさせてしまったことを謝ります」とし、南アメリカのファンへの愛を伝えると、「昨夜のショーは最高ではなかった。僕が言えるのはこれだけです。ごめんなさい」と再び謝罪して真摯な気持ちを表した。
さらにアダムは、インスタグラムにチリでの公演の写真を公開。「常に過去の過ちを正すことはできないけど、そこから学び、ベストを尽くすことはできる…。チリ、僕に成長の機会をくれて、二度と忘れない思い出を共有してくれてありがとう」とコメントして、反省の色を見せ、ファンに感謝した。
(フロントロウ編集部)