黒は、目を小さく見せる?
せっかく目を大きく見せようとアイメイクをしたつもりが、逆になんだか目が小さく見えてしまった経験、メイク好きなら一度はあるはず。実はメイクのプロによると、目が小さく見える理由のひとつが、アイメイクに“黒色”を多用しすぎているから。

たしかに黒のアイライナーやアイシャドウは、目元を引き締めるのに効果的なカラーだけれど、アイラインを太く入れたり、アイシャドウを濃く入れたりすると、目元に影ができたり、まぶたが埋まったりして、結果として目が小さく見えてしまうという。
引き締めカラーは黒よりブラウン!
しかし、かといって引き締めカラーを使わないと目元がぼんやりしてしまう。そんな悩めるメイク女子に対し、黒の代わりにプロがオススメしているカラーが「ダークブラウン」!

モデルのロージー・ハンティントン・ホワイトリーや女優のエミリー・クラークを手掛けるセレブメイクアップアーティストのモニカ・ブランダーは、「私はブラックよりもダークブラウンの方が好き。目元をドラマチックに見せながら、絶妙な色合いが肌になじみやすい」と米メディアByrdieでコメント。
また、自然に目元を大きく見せるアイライナーの使い方として、「(ブラウン)アイライナーは上まぶたにだけ塗るのがコツ。下まぶたにまで塗ると重たくなりすぎる」と話し、下まぶたにも引き締めカラーを使いたい場合は、アイライナーより柔らかな印象を与えるアイシャドウを使ったほうがいいとアドバイス。

さらにモニカは「パウダーアイシャドウもいいけれど、最近はクリームアイシャドウがお気に入り。アイメイクにツヤ感がプラスされて、クールでモダンな印象に仕上がる」と、近年トレンドのツヤ肌ベースメイクとも相性バッチリと付け加えた。
ほかにもアイメイクのテクニックとして、メイクアップアーティストのパティ・デュブロフは、「下まつげには、黒よりブラウンマスカラがオススメ。ソフトな印象を残しつつ、目元を自然に強調できる」とアドバイスした。

黒は使い方によっては目を小さく見せることがあるため、ナチュラルに目を大きく見せたい人は、ブラウンカラーを試してみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)