スペシャルケアの「フェイスマスク」は必要?
週に1度など、自宅で定期的に取り入れるスペシャルケアである“フェイスマスク”。
フェイスマスクは、顔に塗ったらしばらく時間を置いてからオフするスペシャルケア。塗っている間は癒しの時間でもあるけれど、そのあとに洗い流すなどの手間がかかるので、少々面倒であるのも事実。

時間にも予算にも余裕があるなら良いけれど、値段もそれなりにするフェイスマスクをスぺシャルケアとして取り入れるべきなのか、海外のプロが見解を話した。
即座に満足感を得られる
フェイスマスクは、肌荒れなどの具体的な肌悩みを改善するというよりも、リッチで優雅なワンランク上のスキンケアのように見えるけれど、肌の専門家である皮膚科医はフェイスマスクをオススメしている。
フェイスマスクの効果について、皮膚科専門医のマーニー・ナスバウム医師は「フェイスマスクは美容の優れたツール。乾燥や肌の炎症、赤み、ニキビなど、さまざまな状態に即座に満足を与えてくれる」と米メディアShapeにコメント。

フェイスマスクには、クレイやライス、ヨーグルトなどいろいろな素材を使ったものがあり、くすみを改善するものやうるおいを与えるもの、ピーリング効果があるものなど効果もさまざま。自分の目的に応じて上手に取り入れれば、肌悩みに応えてくれるよう。
肌をみっちりと覆うため、効果を期待できる
乾燥やニキビなどのケアには、ローションや美容液、クリームなどの毎日使うスキンケアでも良いように思うけれど、なぜフェイスマスクをする必要があるのだろう。
皮膚科医のディアドレ・フーパー医師は、「フェイスマスクは密閉性があるので、肌をしっかりと覆って製品の有効成分を深く浸透させることができる。つまり、フェイスマスクをすることでより肌をしっとりさせたり、ふっくらとさせたり、(日焼けなどの肌を)なだめたり、バランスを整えたりすることができる」とコメント。

フェイスマスクとほかのスキンケアの違いは、肌をみっちりと覆い厚めにカバーするという点で、この性質が肌にとって有効に働くよう。
スぺシャルケアとして取り入れながら、本当にこの作業は必要なのかふと疑問に思っても、たしかに肌にとって十分に効果が伝わるアイテムのよう。手持ちのもので満足が得られないときは、新しいフェイスマスクを探してみるのも良いかも。(フロントロウ編集部)