びしょ濡れのロキ
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画のスピンオフとして、ディズニー+から配信される単独ドラマ『ロキ』の撮影が着々と進んでいる。
トム・ヒドルストン演じるロキは、映画『マイティ・ソー』で初めてMCUに登場。その後、映画『アベンジャーズ』でヒーローたちを脅かすヴィランを演じたのだが、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、クリス・ヘムズワース演じる兄ソーの相棒的な存在=ヒーローとして描かれた。
そんなヴィランでもありヒーローでもある、MCUのなかでも特殊な立ち位置にいるキャラクターであるロキの単独ドラマ『ロキ』の撮影風景が激写された。
今回撮られた写真には、スーツの上に黄色いロゴが入ったコーチジャケットを羽織った姿のロキが確認できる。大雨が降るなかでびしょ濡れになったロキは、軍隊を引き連れて何者かを捜索している模様。
BREAKING: First images of Tom
— cosmic (@Q82004yousef1) March 4, 2020
Hiddleston on the set of ‘LOKI’ pic.twitter.com/ckKfmh7g9f
女性版ロキの存在が明らかに
警察のような恰好にも見えるロキだが、これはおそらく、今後のMCUに深くかかわってくるマルチバース(多次元宇宙)という世界を監視するタイム・バリアンス・オーソリティ(Time Variance Authority)という機関の者を装っていると考えられる。
また、この撮影現場にはロキのようなユニフォームに身を包んだ女性の姿も発見。彼女が、ソフィア・ディ・マルティノー演じる“女性版ロキ”であると言われており、今回初めて女性版ロキの姿がカメラに収められたことになる。
マルチバースの概念が採用されると考えられているドラマ『ロキ』。女性版ロキは別次元から来たのか?それとも…? 2021年の全米配信まで待ちきれない。(フロントロウ編集部)