22年の時を経て主題歌を再び担当
シンガーのクリスティーナ・アギレラが歌う、ディズニー映画『ムーラン』の主題歌「ローヤル・ブレイブ・トゥルー(Loyal Brave True)」がついにリリース。リリックビデオも公開された。
1998年に公開されたディズニーのアニメ映画『ムーラン』の実写化となる同作は、オジリナル版の筋書きはそのままに、現代の観客たちに向けたメッセージを込めた完全オリジナルストーリー。古代中国を舞台に、主人公のムーランが父親の身代わりとなり、男性のふりをして戦地に向かい、自身の持つ本当の可能性と向き合いながらたくましく成長する様子が描かれる。
歌詞にはオリジナル版の名シーンとのリンクする一節も
そんな物語のキーワードとなるのが、リウ・イーフェイ演じるムーランが持つ剣にも刻まれている「Loyal(忠:忠実)」、「Brave(勇:勇敢)」、「True(真:真実)」。
この3つの言葉をタイトルとしてそのまま採用したのが、オリジナルアニメ版の主題歌「リフレクション(Reflection)」から20年を超える時を経て、再び、音楽を通じて『ムーラン』の世界観を伝えるクリスティーナが歌う「ローヤル・ブレイブ・トゥルー」。
中国の伝統音楽を意識したアレンジが印象的な同曲のサビ部分には、前作の「リフレクション」やアニメ版の名シーンにも通じる、こんな一節が含まれている。
「水面に映る自分に戦士だったら一体どうするか聞いてるべきかな?/鎧の下の私は忠実? 勇敢? 真実?」
クリスティーナは、この壮大なバラードのほかにも、実写版の挿入歌として「リフレクション」の新バージョンをレコーディングしたことを明かしている。
オリジナル版の「リフレクション」の収録当時は、17歳の少女だったクリスティーナが、39歳の大人の女性に成長した今、どんな歌声を響かせているのか、期待が高まる!
映画『ムーラン』の公開は、4月17日に日本公開を予定していたが、世界中に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響を受け、5月22日に延期されたことが発表されている。(フロントロウ編集部)