どこで試せばいいかわからない…
ファンデーションを試すときに使用される店頭のテスター。手の甲や手首に塗ってファンデーションの質感を確かめてみたり、色を比べてみたりするものの、正直「手」と「顔」とでは肌の質感が違いすぎてあまり参考にならない。

かといって直接顔に塗ろうとしても、すでにメイクしている上から重ねても本当に似合う色かどうかわからないし、顔と首の境目に塗る方法も、服にファンデーションがつきそうでちょっと…という人に嬉しいお知らせ!
実は、店頭のテスターを肌に一切塗らず、自分にぴったりの色を見つける方法があるって知ってた? ビヨンセなど多くの一流セレブから信頼されるメイクアップアーティストのサー・ジョンが、その驚きの裏ワザを米メディアMakeup.comで紹介した。
試すのは、手ではなく首?
ファンデーションの店頭テスターを、肌に塗らずに試す最も効果的な方法というのが、ファンデーションのボトルを「首元」に当てること。

え、それだけと拍子抜けする人もいるかもしれないけれど、サーいわく、これが最も簡単で正確に色がわかる方法だという。
なぜかというと、ファンデーションの色を試す時に、最も理想の色を見つけやすい場所が「首元」だから。そして通常、ファンデーションは色の違いがひと目でわかるように「透明なボトル」に入っていることが多いため、それを首元に当てることで色の違いがわかり、そこからできるだけ自分の肌に近い色を選ぶのが、実は最も効率がいいのだと明かした。
明るい照明もキーポイント
それからもうひとつ重要なポイントが「光」。照明が暗い場所でファンデーションの色を確認してしまうと、思っていたよりも濃い色を選んでしまう可能性があるため、サーは「最高の照明と鏡のあるドラッグストアで選ぶのがベストだけれど、なければ自然光が差し込むような場所を探してみて」とアドバイス。

2色で迷っている場合の解決策
最後に、なんとか2色に絞ったけれど、どっちの色がいいか決められないという人に対し、サーは「より暗い色を選ぶのがオススメ」とコメント。
サーは「ここでのキーワードは “わずかに暗い” だからね」と強調しつつ、その理由について、「リキッドファンデーションは、通常ボトルの中にあると少し暗い色に見えるけれど、実際に肌につけると少し色が薄くなるから」と説明した。
誰もが一度は悩むファンデーションの選び方。困ったらプロのアドバイスを試してみて。(フロントロウ編集部)