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イギリスに拠点を置くInternational Federation of the Phonographic Industry(IFPI)が、2019年のグローバル・デジタル・シングル・チャートを発表した。(フロントロウ編集部)

2019年最も売れた楽曲は?

 2019年はリル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード」やアリアナ・グランデの「7リングス」、ジャスティン・ビーバーとエド・シーランの「アイ・ドント・ケア」など、数々のヒット曲が誕生。

 その中でも最も売れた楽曲はどのアーティストのどんな楽曲だったのか。今回その答えを明かすように国際レコード産業連盟のInternational Federation of the Phonographic Industry(以下IFPI)が、2019年のグローバル・デジタル・シングル・チャートで発表。フロントロウ編集部ではトップ10から順番に紹介。

10位:ホールジー「ウィズアウト・ミー」

ホールジーが自身の名義で初めて全米シングルチャートで1位を獲得した楽曲。元カレであるGイージーとの関係について書かれた歌と言われており、自分が愛した人が離れていくむなしさを歌った。


9位:ルイス・キャパルディ「サムワン・ユー・ラヴド」


8位:レディー・ガガ&ブラッドリー・クーパー「シャロウ 〜『アリー/ スター誕生』 愛のうた」

2018年に公開されたレディー・ガガとブラッドリー・クーパーがW主演を務めた映画『アリー/スター誕生』の劇中歌。リリースしたのが2018年にもかかわらず、2019年の最も売れた楽曲で8位にランクイン。


7位:ジャスティン・ビーバー&エド・シーラン「アイ・ドント・ケア」

これまでエド・シーランがジャスティン・ビーバーに楽曲を提供したことはあっても、コラボは「アイ・ドント・ケア」が初めて。MVでは、ネオン街の映像に日本語の看板が登場するシーンも見られた。


6位:トーンズ・アンド・アイ「ダンス・モンキー」

オーストラリア出身のトーンズ・アンド・アイを一気にスターダムにのしあげた「ダンス・モンキー」は、Spotifyで史上最も長く1位に輝いた曲として世界中に大旋風を巻き起こしただけでなく、20億回以上の楽曲再生回数を突破し、アメリカではプラチナディスクに認定されている。


5位:アリアナ・グランデ「7リングス」

アリアナ・グランデの「7リングス」は、アリアナが、友達の分と合わせて7つの指輪を買って、プレゼントしたことがインスピレーションになっている楽曲。MVには多くの日本語が登場し、アリアナの手のひらには、現在は七指輪と修正されているが、七輪というタトゥーが入れられたことでも話題に。


4位:ポスト・マローン&スウェイ・リー「サンフラワー」

ポスト・マローンとレイ・シュリマーのスウェイ・リーの2度目のコラボとなる楽曲「サンフラワー」は、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の主題歌に抜擢された楽曲。


3位:ショーン・メンデス&カミラ・カベロ「セニョリータ」

交際中のショーン・メンデスとカミラ・カベロがコラボした「セニョリータ」は、アワードなどでパフォーマンスする際もその絡みにセレブたちが大興奮したほど。ちなみにこの楽曲は、ソングライターとして名を連ねているチャーリーXCXが歌う予定だったとの逸話も。


2位:リル・ナズ・X「オールド・タウン・ロード」

マイリー・サイラスの父でカントリーシンガーのビリー・レイ・サイラスをフィーチャリングとして迎えた「オールド・タウン・ロード」は、19週連続で全米シングルチャート1位を獲得し、グラミー賞で初ノミネートにして2部門で受賞した。


1位:ビリー・アイリッシュ「バッド・ガイ」

グラミー賞で女性シンガーとして初めて主要4部門を獲得したビリー・アイリッシュ。デビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』が大ヒットを記録し、「バッド・ガイ」はそのアルバムの1曲。

 2019年に最も売れた曲はやはり、2020年グラミー賞4部門すべてを史上最年少、女性として初めて制覇したビリー・アイリッシュの曲だった。(フロントロウ編集部)

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