新型コロナウイルスの影響で外出できない? バーチャルツアーで世界の美術館に行った気になってみよう! (フロントロウ編集部)

「バーチャルツアー」が楽しめる世界の美術館&博物館

 収束の目途が立たない新型コロナウイルスの感染拡大。政府が不要不急の外出を控えるよう呼び掛けるなか、コンサートなどの大型イベントが中止・延期となり、テーマパークや映画館、美術館といった施設も軒並み休園・休館がなど、警戒&自粛ムードが続いている。

 今は辛抱の時と理解しつつも、楽しみにしていた予定をキャンセルせざるを得なかったり、ずっと家に籠りきりでいるのはストレスも溜まるし、気分も沈みがちに…。

 そんな時は、世界各国にある有名美術館がオンラインで公開しているバーチャルツアーに参加してみては?  

 スマホやタブレット、パソコンがあれば、自宅にいながら楽しめる5つの美術館のバーチャルツアーを紹介。


<1>オルセー美術館(フランス・パリ)

 パリ7区にある19世紀美術専門の美術館。印象派の画家の作品が数多く収蔵されていることで知られ、絵画だけでなく、彫刻や装飾美術、写真、建設図面といったさまざまな種類のアートを堪能できる。

画像: ©2020 Google

©2020 Google

 世界中の美術館や著名なアーティストたちの作品を鑑賞できるGoogle(グーグル)のサービスGoogle Arts & Cultureでは、オルセー美術館内に展示されているヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『自画像』やエドゥアール・マネの『笛を吹く少年』といった名作も細部までズームインして見られる。

 バーチャルツアーはコチラから。


<2>グッゲンハイム美術館(アメリカ・ニューヨーク)

 ニューヨーク・マンハッタンのアッパー・イーストサイドにあるモダンな外観のグッゲンハイム美術館(正式名称はソロモン・R・グッゲンハイム美術館)もGoogle Arts & Cultureでバーチャルツアーが可能。

画像1: 「バーチャルツアー」が楽しめる世界の美術館&博物館

 近現代美術専門の同美術館では、パブロ・ピカソの『黄色の髪の女』、シャガールの『誕生日』といった作品が楽しめる。

 「かたつむりの殻」のような形をした同美術館の建物は、世界遺産リストにも登録されている物件。かの有名ならせん状の大階段を歩いた気分になってみては? 

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<3>バチカン美術館(バチカン市国)

 つねに混雑していることで知られるバチカン美術館は、じつは公式サイトで一部バーチャルツアーが楽しめる。

画像2: 「バーチャルツアー」が楽しめる世界の美術館&博物館

 歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館のバーチャルツアーには、イタリアルネサンスの3大巨匠の1人であるミケランジェロ・ブオナローティをはじめとする画家たちにより装飾されたシスティーナ礼拝堂やラファエロ・サンティを中心とする画家たちにより装飾された教皇の居室も見学コースに含まれている。また、VRゴーグル(自分で別途準備が必要)を使った臨場感あふれるバーチャル鑑賞も楽しめる。

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<4>ウフィツィ美術館(イタリア・フィレンツェ)

 ミケランジェロやラファエロといったイタリアが誇る巨匠たちのパトロンとなって活躍した名門貴族メディチ家の歴代の美術コレクションを収蔵する美術館として知られ、イタリアルネサンス絵画の宝庫と言われるウフィツィ美術館。こちらもGoogle Arts & Cultureでバーチャル鑑賞が可能。

画像3: 「バーチャルツアー」が楽しめる世界の美術館&博物館

 ルネサンス絵画のほかにも、それ以前のゴシック時代、以後のバロック、ロココなどの絵画が系統的に展示されている同美術館は、建造物としても非常に美しく、ストリートビュー機能を使って、大きな窓から自然光が差し込む荘厳な廊下を進んでいくだけでもウットリしてしまう。

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<5>大英博物館(イギリス・ロンドン)

 古今東西の美術品や書籍や略奪品など約800万点が収蔵されている世界最大の博物館の1つ、大英博物館も自宅に居ながら探索できる。

画像4: 「バーチャルツアー」が楽しめる世界の美術館&博物館

 収蔵品は美術品や書籍のほかにも考古学的な遺物、標本、硬貨やオルゴールなどの工芸品、世界各地の民族誌資料など多岐に渡るため、常設展示だけでも1日で全てを見ることはほぼ不可能だと言われている。

 Google Arts & Cultureでは、すべての作品を見られるわけではないけれど、時間を気にせず、ゆっくりじっくり見られるのは嬉しい。

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 不安が続く今だからこそ、バーチャルツアーを通じてアートに触れて、上手に気分転換してみては? そして、いつか自分の足で行ってみたかった美術館を訪れ、お気に入りの作品を肉眼で見ることができる日が来ることを夢見ながら、ポジティブマインドをキープしよう。(フロントロウ編集部)

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